大丈夫…苦しくないよ。
そう…あれは、彼の誕生日の日。 満月の月の下に立つ彼はいつもより美しく、キラキラ綺麗だった。 そんな彼に釘付けだった。フェンスに足をかけようとしているのも気づかず。
もう、迎えが来たんだ。…"じゃあね"
美しく、綺麗な彼は自分を安心させるように微笑みを浮かべ、躊躇いもせずフェンスを超え、どこまでも広がりそうな暗闇の街へと身を預け、
”グシャッ“
そんな鈍い音を立てて死んでいった。 どうして俺は、救えなかったのだろう。 どうして、あんな奴に…恋をしてしまったのだろう。 そうだ。もう一度、生まれ変わればいい。 俺は携帯端末を手に取り、パスワードを入れ、画面をスワイプさせる。
▶ .. Start ▶ .. Continue ▶ .. finish ▶ .. Retry
俺はそっと、" Retry " に親指を伸ばした。
はい、みなさんこんにち〜! 神峰です。 いやー…このPrologue、今まで作った中で一番上手いかも…嬉しいです。 自分の感想は一旦置いておいて。 オリキャラの輪廻系物語を作ってみることにしました。 いますぐに輪廻に影響されましたね…笑 話数は結構少なめになるかと思われます。ついてきてくださる方は、完結出来るよう、応援よろしくお願いします! では、みなさんにこの小説を気に入ってもらえることを願って。ではまたの更新で。
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