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ぬいぬい

皆様、続きを書いていきます

ぬいぬい

今回は5話になります

ぬいぬい

あれから数日後の週末、駅前で待ち合わせすることになった柊さんと梅宮さん

ぬいぬい

その時また昔のことを思い出し息苦しさを覚える柊さん

ぬいぬい

梅宮さんはそんな柊さんを見つけある行動を起こします

ぬいぬい

っていうお話だよ

ぬいぬい

ではではレッツゴー!

柊登馬

待ち合わせってここでいいんだよな?

柊登馬

約束より15分早くついちまったな…

柊登馬

(これもずっと抜けないな…)

柊登馬

(でも…破ったらまた言われる気がする…)

"いいか?時間は必ず守るんだぞ"

"時間を守れないと社会で恥をかくわよ"

柊登馬

(っ…思い出しちゃった…)

柊登馬

(もう思い出したくない…)

柊登馬

(もう…忘れたい…聞きたくない…)

柊登馬

(耳を塞いでベンチに座り込む

柊登馬

はぁ…ふぅ…

柊登馬

(わかってる…わかってる…)

柊登馬

わかってる…わかってるから…

梅宮一

柊!

梅宮一

柊…ちょっとごめんな

梅宮一

(そっと柊の手の上に自分の手を重ねる

柊登馬

っ……梅宮……

柊登馬

(自然と手が離れる

梅宮一

大丈夫か?

梅宮一

また泣きそうになってたから…

梅宮一

昔のこと思い出しちゃってたのか?

柊登馬

うん……

梅宮一

よし、そんなこと思い出さなくていいぐらい

梅宮一

今日は目一杯楽しいことをしよう!

柊登馬

楽しいことって?

梅宮一

遊びにいくんだよ!

梅宮一

大丈夫、俺についてくるだけでいいんだよ

梅宮一

柊には楽しむっていうのが必要なことなんだよ

梅宮一

とりあえず行こう

梅宮一

どうする?手繋いでみる?

柊登馬

……な……で……い

梅宮一

ごめん、聞こえなかった…

柊登馬

繋いでみたい…

梅宮一

じゃあ…はい

梅宮一

(手を差し出す

柊登馬

………

梅宮一

俺から握った方がいい?

柊登馬

………コクッ

梅宮一

わかった…手、握るな?

梅宮一

ギュッ(優しく柊の手を握る

梅宮一

行こう

柊登馬

(こういう優しいところ…好きだな)

柊登馬

(この甘い声も耳にすごく心地いい)

梅宮一

柊、クレープ食べない?

柊登馬

……クレープ

柊登馬

食べてみたい…

梅宮一

(お…初めて少し甘えてくれた)

梅宮一

買ってやるから待ってて

柊登馬

お金くらい…

梅宮一

いいから、今日は俺にやらせて?

柊登馬

……うん

 

梅宮一

はい、これ柊の分ね

柊登馬

なんの味?

梅宮一

食べて当ててみて

柊登馬

パクッ モグモグ

柊登馬

甘い…生クリームといちご?

梅宮一

もう1つ隠れてるぞ

柊登馬

微かにコーヒーの味がする…

梅宮一

正解、コーヒーのアイス追加してもらった

梅宮一

ここぐらいなんだよな、コーヒーのアイスのトッピングがあるの

柊登馬

そうなのか?

梅宮一

うん、柊さブラックコーヒー好きでしょ?

梅宮一

だからちょっとは元気になるかなって…

柊登馬

嬉しい…こんなに美味しかったんだ…

柊登馬

初めて食べた…

柊登馬

甘いものって…けっこう美味しいんだな

柊登馬

(ふんわりと笑う

梅宮一

可愛い…ボソッ

柊登馬

え?

梅宮一

あ、いや…あの…えっと……

梅宮一

ふと緩んだ顔初めて見たなって

梅宮一

可愛いんだから…もっと見せてほしいなって…

柊登馬

…可愛くねぇもん///

梅宮一

それが可愛いの

柊登馬

………

梅宮一

たまにはこういうのもいいだろ?

梅宮一

頑張るのもいいけど息抜きもしないと

梅宮一

じゃないと本当の自分が出てこれなくなる

柊登馬

本当の自分…?

梅宮一

そう、柊は今日こうやって息抜きして少しだけ

梅宮一

本当の自分が出てきた

梅宮一

優しくて、美味しいものが好きで、笑顔が可愛い

梅宮一

どこにでもいる…甘えベタな男の子だ

梅宮一

それが俺から見た本当の柊だ

柊登馬

俺のことよく見てる梅宮が言うならそうなんだろうな

柊登馬

(そっと笑う

梅宮一

(やっぱ笑顔可愛いな…もっと見てみたい)
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