/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
学校で───
永瀬 琉那
おはよう
「「おはよう」」
神宮寺 楓
琉那！斗真くん大丈夫やった？
永瀬 琉那
うん！今日には退院出来るから
緋山 菜々香
永瀬琉那ちゃんいる~？
永瀬 琉那
え？だれ？
神宮寺 楓
わからん
3年ぽい
3年ぽい
緋山 菜々香
あ！いた~ちょっと来てくれる？
永瀬 琉那
あ、はい
3年生に呼び出された
女子トイレ───
永瀬 琉那
（ あーなんかいやな予感…
緋山 菜々香
私、3年の緋山 菜々香
緋山 菜々香（ひやま ななか）
永瀬 琉那
はぁ…
緋山 菜々香
私のお姉ちゃん律大の1年なんだけどさぁ~
永瀬 琉那
（ 斗真と琉偉にぃと同じだ
永瀬 琉那
それがどうかしたんですか？
緋山 菜々香
琉那ちゃんって彼氏いるの？
永瀬 琉那
律大1年の彼氏いますけど
緋山 菜々香
その彼氏って相河斗真くん？
永瀬 琉那
はい
緋山 菜々香
その人お姉ちゃんと付き合ってるから
手出さないでくれる？
手出さないでくれる？
永瀬 琉那
はい？
緋山 菜々香
お姉ちゃんが迷惑だって言ってた
永瀬 琉那
迷惑？
緋山 菜々香
そう！
琉那の中で何かが切れた
永瀬 琉那
てめぇはシスコンか？あ？
永瀬 琉那
斗真の彼女は5年前から琉那なんだよ
永瀬 琉那
何も知らねぇ部外者が知ったような口聞いてんじゃねぇぞ！あ？
永瀬 琉那
てめぇみてぇな奴の姉貴なんて斗真の眼中にねぇんだよ！
二度とその崩れた面晒すな！
二度とその崩れた面晒すな！
そう言って女子トイレを出て教室に戻った
教室に戻ると───
神宮寺 楓
琉那！なんやったん？
永瀬 琉那
あーwしょーもない話だった
神宮寺 楓
なになに？
永瀬 琉那
あの先輩のお姉ちゃんが斗真の彼女とかほざいてたから斗真の彼女は5年前から琉那だって教えてあげた
神宮寺 楓
えwなにそれw
相馬 大我
琉那！
永瀬 琉那
大我！おはよう
相馬 大我
お前さっきトイレでブチギレてた？
永瀬 琉那
あーwなんかキレたw
相馬 大我
神風総長の妹こえーw
神宮寺 楓
そんなやばかったん？w
相馬 大我
あ？ってw
神宮寺 楓
ちょっと言ってみてw
永瀬 琉那
え？w
あ？
あ？
相馬 大我
いや、たぶんキレてないと無理なタイプだなw琉那
永瀬 琉那
うんw わかんないw
相馬 大我
でも琉那
無理すんなよ？
お前お嬢なんだから
無理すんなよ？
お前お嬢なんだから
永瀬 琉那
それがずっと疑問wなんで琉那がお嬢なの？
相馬 大我
可愛いから//
神宮寺 楓
大我顔赤いで？
相馬 大我
うるせぇよ神宮寺
神宮寺 楓
照れんなw
永瀬 琉那
あーキレたら眠くなってきた
相馬 大我
えw
永瀬 琉那
昨日テスト勉してたから寝たの遅いの
相馬 大我
え？琉那がテスト勉？嘘だろ？
永瀬 琉那
は？w
相馬 大我
なにがあったん？w
永瀬 琉那
琉那だって勉強します
神宮寺 楓
斗真くんとなんか約束したんちゃう？
永瀬 琉那
えへへ//
神宮寺 楓
図星やな
いつもの様に他愛もない話をしていた
───昼休み
「ｸｽｸｽ」
女子の笑い声がしたが気に停めず
個室から出ようとした時
パシャ──ッ
永瀬 琉那
きゃっ！
松井 このは
ごめ~ん！手が滑っちゃったみた~い
緋山 菜々香
あははは
ドアを開けて出た
松井 このは
my MoonのTAIGAにも言い寄って
菜々のお姉ちゃんの彼氏にも言い寄って、ビッチかよ
菜々のお姉ちゃんの彼氏にも言い寄って、ビッチかよ
永瀬 琉那
斗真は琉那の彼氏だから
松井 このは
はぁ？先輩に対して敬語も使えないの？
永瀬 琉那
あんたらみたいなの先輩と思いたくないだけ
緋山 菜々香
ほんっとうざい
バシっ───
永瀬 琉那
いっ…たぁ…
松井 このは
ふんっ！
ｶﾁｶﾁｶﾁ──
永瀬 琉那
（ カッター？
松井 このは
アイドルだからって調子に乗んな！
先輩がカッターを振りかざしたと同時に顔を守るように手で覆った
ザッ───
緋山 菜々香
え…この…それはやり過ぎじゃ…
永瀬 琉那
（ 痛っ…
琉那の腕から血が流れている
永瀬 琉那
ﾊｧﾊｧ…うっ…とう…ま…
松井 このは
人の男に手出すんじゃねぇよ
そう言って2人は去っていった
永瀬 琉那
うぅ…うっ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ﾊｧﾊｧ…
永瀬 琉那
（ 斗真…助けて…
視界がだんだん狭くなり 意識を失ってしまった───
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ