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どれだけの時間、こうしているんだろう。

ぼくの気持ちを伝えたあと、どちらともなく抱きしめ合って、それからずっとこうしてる。

ぼくのドキドキが聞こえちゃったらどうしようって思ったけど、若井もぼくと同じくらいドキドキしてて安心した。

若井

わあー、幸せだー。

大森

ふふっ、ぼくも。

若井

癪だけど、藤澤先輩に感謝だなー…

大森

ん?なんで涼ちゃん?

若井

色々あるの!
てか、元貴はもうちょっと自覚した方がいいと思う。

大森

自覚?

若井

自分が可愛いって言う自覚!

大森

え〜可愛いなんて言うの、若井だけだよ?

若井

藤澤先輩も言ってたじゃん。

大森

言ってたけど、それはぼくが年下だからだよ。

若井

はぁー…ま、そのピュアなとこも好きなんだけどさ。

大森

あ!ちょっと今バカにしたでしょ!

若井

してないしてない。

そう言って笑う若井に、ぼくもつられて笑う。

大森

てか若井、足大丈夫?

若井

実はこの体勢ちょっと痛い。

さっきまでは痛くなかったんだけどね、とヘラヘラ笑う若井。

大森

えぇ!早く言ってよ!

若井

ごめんごめん、元貴とこうして居たくて言い出せなかった。

大森

もー…あ!じゃあ、ぼくと若井、逆になればいいんだよ!

若井

…元貴がおれの上に乗るって事?

大森

うん!

若井

いや、それは…色々危ないからやめよ。

大森

なんで?危なくないよ?

若井

うわーん!おれの恋人がピュアすぎてしんどい!

大森

…ピュアじゃないもん!

若井

もーそんな事言ってると、またキスマーク付けちゃうよ!

若井にそう言われて、首元を触る。

そういえば、さっき若井が首元に…

大森

/////

若井

顔真っ赤で可愛い!

確かにすごく恥ずかしいけど、 でもこれってぼくは若井の恋人ですって証拠だよね? だったら…

大森

いいよ、付けても…キスマーク。

若井

うわーん!おれの恋人が無自覚すぎてしんどい!

正直、ぼくは鈍感かもしれないけど… 若井が思ってるほどピュアでも無自覚でもないと思うんだけどなぁ…

後日、若井と一緒に涼ちゃんに付き合った報告とありがとうを言いに行った。 涼ちゃんは、えー残念って言ってたけど、やっぱりぼくにはよく意味が分からなかった。

HAPPYEND

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