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感想書きたいけどごはんだぁぁ!!()
腕痛てぇ
鈴菜
ぴくと
鈴菜
スマホを弄っているぴくとが私が起きた事に気が付く。大きく欠伸をしながらそう返事をする。
ぴくとがスマホを弄っているなんて、珍しい。そもそも、私達は使い方があまり分からないからね。
鈴菜
ぴくと
鈴菜
ぴくと
鈴菜
何なのかはよく分からない。だが、「重要な事」な事くらい、長年の経験で知ってる。グルッペンが呼ぶなんて、そんな事しか考えられない からね。
鈴菜
ぴくと
鈴菜
ぴくと
葉月
ぴくと
葉月
久しぶりに葉月見たな…なんて、思いながら私は「何?」と葉月に聞くが、日記を持っている事から大体の事が分かり、私は葉月が喋り始める前に日記を取る。
鈴菜さんへ 遂に、私達の方にX軍とwrwrd軍の戦いが来ました。出来れば、色々と教えて欲しいのですが…大丈夫でしょうか?返信お願いします
鈴菜
ぴくと
その手紙を読み終わり、私達は黙り込む。私達の死んだ戦いがある。そう考えるだけで、この世界の幸せな記憶が飛ぶ。それくらい…過酷な戦いだったって事。
鈴菜
ぴくと
鈴菜
ぴくと
鈴菜
時間操作は確か、私が初めてこの世界に来て目覚めた時までが限界。もう少し過去時間を伸ばせればなぁ……
鈴菜
ぴくと
鈴菜
適当に自問自答をしておいて私は支度の準備を始める。…結局、元に戻る方法は月音さんの「10人を生贄」の方法なんだろうか。どうにかはっきりさせられる方法は無いのか……?
鈴菜
ぴくと
鈴菜
ぴくと
鈴菜
そう言ってぴくとは身支度途中に電話をかける。別に、後でもいい話だったが、まぁ、情報が少しでも手に入れるならいいか…私はそう言い聞かせて歯磨きをしに向かった。
プルルルル プルルルル
聞き慣れない音が耳元から聞こえる。単に煩いし、この時代の人はこんなの使ってるの凄いなぁ、なんて考えていると耳元からあの煩い音が聞こえなくなる。
おばあちゃん
ぴくと
おばあちゃん
ぴくと
気が抜いてしまえば震え声になってしまう。ただでさえ手が震えているのだから。震えている理由は、元軍幹部でも見えないくらい素早く投げれる運動神経の事だろう。俺は静かに深呼吸をして呼吸を整える。
おばあちゃん
ぴくと
俺はさっきの事を思い出しながら文章を簡単に纏める。月音さんの世界で「10人の生贄で元の世界に戻れる」というのは正解なタイムスリップ方法なのか。これを言えば大体は分かるはずだ。
ぴくと
おばあちゃん
ぴくと
おばあちゃん
そう言われた瞬間、俺の背中は凍るように固まる。 あの瞬間を再度思い出したら、また、手が震えてくる。あんなのに、俺が勝てるなんて思えない。
でも……敵と同じ、善悪ははっきりとしたい。もし生贄方法が間違っていたのなら、どうなるか分からない。それで死んだりしたら、俺らにも、月音さん達にも影響が及ぼす。それなら…
ぴくと
おばあちゃん
ぴくと
多分、勝てる人と言えば僕以外なんだろうと思うけど…それで、鈴菜やともさんにお願いするのは、違う気がする。俺自身が本当に、やれるのか……?
琴
ぴくと
どうすればいいのかと迷っていた時に、何処からか現れた琴が俺の携帯を取ってそう言う。その携帯からは「誰じゃ、お前」とおばあちゃんの声が漏れる。
琴
おばあちゃん
「ありがとうございます」と一言発して俺に携帯を返す。あの、トラウマレベルのナイフを刺されそうになった時、琴は一緒に居た。なのに、琴は一切焦る表情なく、寧ろ笑っている。まるで、恐怖心なんかないように。
おばあちゃん
ぴくと
おばあちゃん
今から…?マジか。予定をずらそうと思ったが、どうしようか。鈴菜にそこは任せても良さそうだし、でも…… そんな事を迷っていると、琴が一言言う。
琴
ぴくと
「予定が確定したらまた連絡する」そう一言言って俺は連絡を切る。切った瞬間、安心感と我慢して溜まった緊張感が一気に増して膝から崩れ落ちる。
琴
ぴくと
琴
琴は丁寧語で少しおっちょこちょいな所もある。だけど、本当に頼もしい相棒。そんな琴を俺は信用し、「ありがとう」と、言いたい所だがこれだけは言い直したかった。
ぴくと
琴
ぴくと
琴
ぴくと
琴は一瞬、余り見ないような驚いた表情をして俯く。だが、直ぐに前を向いて「そうですね!」と笑顔でそう言った。
琴
ぴくと
俺達は初めてハイタッチをする。誰にも負けないような程強いハイタッチをした琴の表情は、何時もの少しおっとりした表情では無く、はっちゃけた少年の様な表情だった。
鈴菜
ぴくと
鈴菜
ぴくとに色々と説明してもらい、結局私一人で行くことに。グルッペンには何も言ってないけど、大丈夫かな…?
さっき会った事は、急にぴくとが「おばあちゃんと戦いに行く」という事。話を聞いていく内に「それはダメだよ!!」と叫びたかったが、ぴくとの事だ。私が後輩の事信じてるんだから。
鈴菜
葉月
鈴菜
すっとぼけてから、私は葉月に気付かれないように笑う。正直、信じてるとは言え怖い。だから、私はただ笑う。心配されないように。
_気付けば、グルッペンに呼ばれた場所、学校に辿り着く。万が一罠だった時に備えて念の為魔力反応を確かめる。反応した魔力は間違いなくグルッペン達。
葉月
鈴菜
葉月
こんな会話をしていると、どんな事でも乗り切れそうな気持ちになれるな。私は何の警戒心もなく、見慣れた学校に足を踏み入れた。
俺は1つ深呼吸をして神代神社に入る。今の季節は夏でありながらも、少しは人が居る。御札を買って鳥居の近くに飾っていたり、部屋の中へと入る人も。
ぴくと
琴
ぴくと
賑やかって、本当に良いな。前世の状況と転生後の状況を脳内で比較していると、琴が俺を呼ぶ。考えていたら、止まっていたみたい。
ぴくと
琴
今は、絶対に勝負に勝つ。俺は琴の笑顔を見ながらこっそりと微笑んだ。
部屋に入ると、月音様の祖母様は、お経の様なものを読んでいる事に気が付く。
お客様は2,3人こちらを見ているが、祖母様はお構い無しにお経を読んでいるし、お客様は3秒くらい此方を見たらもう気にせず祖母様に向き合う。
此方も、急いでいるとは言えどお客様達を邪魔する訳にも行かない。私とぴくと様はお互い気が合ったのか、その場でお経が終わるのを待つ。 _やがてお経が終わり、お客様が帰る。
おばあちゃん
ぴくと
おばあちゃん
琴
おばあちゃん
祖母様はそう言い、外に出ようとする。何時の間にか外にはお客様が居なくなっていた。これも、祖母様の能力なのだろうか。
おばあちゃん
そういうと、祖母様は軽くジャンプをする。ジャンプで家の屋根に乗り、有り得ない速度で次々と屋根を移動する。
何とか、私達は何とか祖母様を見失わないぐらいまで着いてくることが出来た。
おばあちゃん
ぴくと
おばあちゃん
琴
おばあちゃん
琴
おばあちゃん
数分後、何とか着いていけて「着いていこう」とばかり考えていたせいか、気付けば目の前は森。誰も住んでいない事が一目で分かるThe自然と言える場所。
おばあちゃんはここ全体を使うと言う。これだけ広ければ、随分と体を動かせるだろう。俺はおばあちゃんと少し距離を取って能力発動準備をする。
琴
ぴくと
おばあちゃん
おばあちゃんはジャンプで岩の上に乗り、俺達を見下す。俺等は何時でも攻撃出来るように体制をとる。琴が「右!」と言われ、俺が左に避けた時には、おばあちゃんの能力は俺の頬を掠っていた。
ぴくと
おばあちゃん
琴
ぴくと
おばあちゃんはそう、普通の声色で喋るが、攻撃はいつも通り速い。何とか掠りもせずに避けきる事が出来て、心の中で喜ぶ。
だが、そんな事をしていると次の攻撃が飛んでくる。琴が「左!」と叫ぶため、しゃがんで右に避ける。そろそろ、攻撃を仕掛けた方が良いだろうか。
ぴくと
琴
俺は琴に合図を送る。琴は指示に従い、おばあちゃんの懐に入って攻撃をする。おばあちゃんは軽やかに避けるが、隙も与えず俺はおばあちゃんの背後から攻撃をする。
事前に、ハクアの弟、ミズハに会い、攻撃力や素早さを上げて貰えたのが本当に良かった。鈴菜からはハクアは俺達の味方…そして、鈴菜のお姉ちゃんな事は聞いていた。
おばあちゃん
ぴくと
琴
ぴくと
琴
ぴくと
おばあちゃんに思いっきり蹴られて飛ばされたが、何とか琴がキャッチをしてくれる。そして、おばあちゃんの攻撃を俺が体を捻って琴を転ばす事で、何とか回避する事に成功した。
おばあちゃん
ぴくと
おばあちゃん
ぴくと
そう言った瞬間、後ろから衝撃が走る。一瞬で後ろに回って攻撃されたよう。琴も、あまりの速さに固まり、俺も口から血を吐く。「神の使い」……?
おばあちゃん
おばあちゃん
琴
おばあちゃん
K
おばあちゃん…いや、"k"の見た目は段々と変わり、俺より歳をとった見た目は青年の顔付きに変わり、背もすらっとした、The☆学生と言えるような見た目に変化する。
ぴくと
K
そう言うと、後ろから琴の悲鳴が聞こえる。気付けば前にkは居ない。その事に気が付いたのは少し遅く、後ろを振り返れば琴の"心臓辺りを右手一つで突き破っていた"
琴
ぴくと
Kは突き破った手を抜き、琴を離す。もう、人形のように何も動かず、ただその場に倒れる琴を見ている。時間が止まったようで、心臓の鼓動が煩く感じる。俺は声を振り絞って呟く。
ぴくと
K
K
kはニヤリとした表情で俺を見つめる。試しているような表情を浮かべ、俺を指さす。過去に戻る最終試験?よく分からないが、今は「月音さん達の過去に戻る方法が合っているのか」が目標では無い。俺の目標は……
ぴくと
K
K
ぴくと
_大切な人を殺され、我を失った俺には、その言葉は聞き取れなかった。俺は思いっきり地面を蹴り、Kに近付いた。
鈴菜
葉月
鈴菜
…私はそう信じて歩みを止めない。グルッペンじゃなけりゃ、私はもう少し警戒してたかもしれない。でも、長年の経験で覚えている。グルッペンは……
鈴菜
葉月
鈴菜
葉月も、やっぱり私の相棒。私の事を信じてくれる人。そんな何かの縁を感じて私は葉月に笑顔を見せる。
葉月
鈴菜
葉月
鈴菜
葉月
鈴菜
モタモタしたって何も始まらない。私は少し殺気を送ろうとするが、相手のストレス、挑発になるかもと考え、警戒心を消して中へと入った。
鈴菜
_と、言おうとしたが、目の前には言い争っているグルッペン達と……白鴉お姉ちゃん……?
だが、様子が可笑しい。白鴉お姉ちゃんとナツナさん達はロープで縛られ、グルッペン達、主にグルッペンは隠しきれていないオーラを放っている様。
鈴菜
グルッペン
鈴菜
グルッペン
少し、気が狂ったかの様子で私を睨む。まぁ、これが元のグルッペンでは無いという事なら確かに、そういう気持ちになるのは分かる。総統のグルッペンなら、もっと冷静だけど
白鴉
鬱先生
皆の話を聞くに、白鴉お姉ちゃんはもう、あの事を話した様。私は少し、心を落ち着かせて説明をした。
コネシマ
シャオロン
白鴉
皆、唖然とした表情のままだけど微かに頷く。白鴉お姉ちゃんは何故wrwrdの皆を襲ったのか。何故気付いたのかを全て話す。皆納得したように頷きながら話を聞いている。
ゾム
トントン
さっきと同じく唖然とした表情だけど、分かった事が増えた喜びか、少しだけ明るくなった気がする。
鈴菜
鈴菜
白鴉
ロボロ
ショッピ
コネシマ
皆、「俺も」「僕も」と頷く。という事は、最後に判決を下すのは、やっぱり、グルッペンだ。
鈴菜
白鴉
ぺいんと
死神
クロノア
トラゾー
皆、殺される可能性だってあるのに笑っている。それは、私も含めての話だけど。私はグルックにもう一度。「グルッペン、決めて」と、言葉を放つ。
グルッペン
グルッペン