ぐるぐる

赤愛され

手抜き とりあえず体調不良が書きたかっただけ

なーくんが持ってきた体温計を 腕に挟み、音がなった

表示された数字は38度と見事に熱

大嫌いな熱さまシートから 背を向けるように布団に潜った

後ろから聞こえる呆れた声を 無視するかのように眠りについた

次の日自分の咳で起こされた

昨日よりも痛みを増し 怠さと気持ち悪さも加わった

本日の起こし担当のさとみくんが 部屋にやってきた

少し冷たい手を当てられ 気持ちよくて目を閉じて息を吐いた

ちょうど廊下を通りかかった ころちゃんを捕まえた

真っ赤な俺を見ておどおどしながら 駆け寄ってきた

珍しく早起きした日曜日

リビングはまだ静かだった

なーくんが1人ソファで珈琲を 飲んでいたから隣に座った

珈琲は飲めないから 僕はぼぉっとテレビを見ていた

あれは絶対悪化している

そう言いソファから立ち上がったら 階段からどたどたと走る音が聞こえた

するとさとみくんが勢いよくリビングにやってきて色々持って行ってまた 帰って行った

部屋に戻るとぐずぐずと泣いてるりいぬと泣きそうになってるころんがいた

どっちも赤ちゃんみたいでおもろい

なんて言ってもずっと嫌々している

すると突然現れた本日の寝坊助

熱さまシート嫌だって事なんだろうけど

主語が無いせいでじぇるが 嫌みたいになってる

当の本人は頭がまだ回ってないらしく りいぬを抱きしめていた

りいぬの手が空いたいま 素早く額に熱さまシートを貼り付けた

しばらくぼぉっと見詰めた後 いまの状況を理解したらしい

お昼過ぎ、半分食べたお粥の後に 薬を飲ませようとしたが やっぱり拒否された

いつもなら次の日治るはずなんだけど

まさかのまだ下がらない

早めに撮影を終わらせて りいぬの部屋へ急ぐと姿が見えなかった

部屋で寝てるって聞いてたのに

しばらくして何かが倒れた音が聞こえて 急いで部屋の外を見る

廊下で倒れているりいぬを発見した

馬鹿暑いこいつ

力尽きた

課題とバイトのせいで 作品あんまり書けない辛い