おそらく数十分後、俺はパチリと目を開けた
sha
sha
syp
だって目の前にショッピくんの顔あったら誰でも驚くやろ
なぁ???
syp
見ているパソコンから目を離さずにショッピくんはそう言った
sha
そう返すと、ショッピくんはパソコンから目を離してこちらを向いた
syp
...
え?
sha
もう三限目が始まっているッ...だとッ...!?
sha
sha
↑サボり常習犯
syp
↑サボり常習犯2
そりゃ、真面目なトントンもロボロもいないんでサボるわけや
おやすみ〜
あの日、彼がカッターキャーした日から、みんな変わってしまった
姫川さんのことを異常に慕うようになり、もはや俺や大先生の言うことにも耳を貸さない人が出てきた
このままじゃ、いつか俺もそうなってしまうんじゃないかーー
そう不安に思った俺は、ある人に接触することにした
朝、あの人が何かをやらかしたと聞いて、俺は屋上へと続く階段に向かった
あの人はなにかやらかすと、いつもここに来る
sha
聞きなれた声が耳を打ち、俺はその人物に声をかけた
syp
sha
と大きなリアクションで反応するシャオさんに、「あれ、演技やなかったんかな…」と疑問符を抱きつつも、なるべくいつもと同じーーカッターキャーする前と同じ態度で接する
sha
syp
この人が後輩に弱いことは知っている
なら、俺はそれを精一杯利用させてもらうだけだ
sha
冷めた態度で反応するシャオさんに若干の違和感を感じつつ、会話を続行する
syp
syp
sha
sha
syp
sha
sha
…なんで、この人はこんなに普通に会話できるんだろうか?
syp
あんなことされたあとじゃ、普通苦手になったりおびえたりするものじゃないだろうか?
syp
立ち上がる前に一瞬だけ見えた、その赤茶色の瞳に、
どこかで見たことがあるような、
昔の俺と、部長と同じような、
暗い、昏い光が宿っているようにーー見えてしまったんだ
コメント
2件
え、もう最高すぎません?ショッピくん視点で見ると、「あれ偶然じゃなかったんだ」とか「そんな事考えてたんだ」とか色んなことを知れて、楽しいです!