この愛は僕だけのもの。

保科はしゃがみ込むようにして〇〇の顔を覗き込んだ

〇〇はそっと手で顔を覆った

保科は再び〇〇の頭に手をのせる

保科はドヤ！と効果音がつきそうな笑顔で笑った

保科はぽんぽんと軽く〇〇の頭を叩く

〇〇はふにゃりと笑った

保）な、なんやﾄﾞｷｯて、……

保）き、気のせいや、気のせい！！

〇〇が部屋を去っていった

1人になった部屋で保科が1人ごちる

保）この感情を持つのはあかん……！

そう言った保科の耳は赤かった

部屋を出た〇〇の足取りは軽かった

〇）……そういえば、

〇）ずーーっと、頭撫でててくれたよね、…

今まで恋愛経験などろくに積んでいなかった〇〇は異性との接触にめっぽう弱かった

〇）いくら気が動転していたといえど、恥ずかしい〜〜〜！

〇）叔母さんが怪獣に56された時、……

〇）助けてくれたの関西弁の人だったよね……？

〇）ほ、

〇〇は頬を両手で抑えていた。

〇〇の頬がみるみるうちに赤くなる

続く