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ブクマ失礼します🙇♂️
うぉぉぉぉ!!神作品すぎです!!連載ブクマ失礼します!!
大丈夫だよ!はみぃちゃんがおばさんなら私もそうだから!
桃赤
ご褒美は
青
赤
赤
大学が終わって
足早に帰ろうとすると
同じ講義を受けていた
青ちゃんに声をかけられた。
.......
....もちろん合コンのお誘いだけど
青
赤
赤
赤
青
俺はバイトでとある男子高校生の
家庭教師をやっている。
青ちゃんは諦めたように
眉を下げると念を押した。
青
青
赤
ここら辺ではあまりない
大きな洋風の家にたどり着き
インターフォンを押す。
するとすぐに扉が開き
俺より幾分か背の高い
制服の白いワイシャツ姿の
男の子が出てきた。
ナチュラルヘアの髪が
外からの風でふわふわと揺れる
桃
赤
桃
彼_、桃くんは
いつものようににこやかに笑って
俺を家の中に入れてくれた。
赤
会う度に毎回思うのだけれど
相変わらずのイケメンだ。
さぞ高校ではモテるのだろう。
ボンヤリとそんなことを思いながら
広い家の廊下を歩く。
赤
桃
桃
赤
彼は一人っ子だし
こんな広い家の中で
1人は寂しいのではないか
たまに、そう思ってしまう
桃
赤
用紙を受け取って
丸つけをしていると
桃くんは急に横から身を乗り出してきた
桃
赤
ふと視線をあげると
キラキラした目の桃くんが。
桃
赤
赤
桃
不貞腐れながら
また用紙に視線を落とす彼は
俺と少ししか歳は変わらないのに
弟みたいで可愛い。
微笑ましく思っていると
少し離れた机の上に
大量の参考書や問題集が
積み重なって
所々付箋が入っていた。
....ほんとに頑張っているんだなぁ
しみじみそんな当たり前の事を思い
頬ずえをついた。
赤
俺がそう言うと
彼は口に人差し指を当てて
意地悪っぽく笑った。
桃
赤
赤
桃
桃
赤
どうゆうことだろう。
もうちょっと詳しく聞きたかったが
勉強の妨げになると思い
口をとざす。
聞こえてくるのは
シャー芯が擦れる音だけだった。
赤
桃
桃
赤
痛いところを突かれ
思わず身じろぐ
赤
赤
桃
高校生に馬鹿にされてる
悲しい。
桃
赤
赤
桃
満足そうに笑って腰に手をやる桃くん
彼の手料理は
何度かご馳走になった事はあるが
その中でもオムライスが
特に美味しいのだ。
俺は食べれるならなんでもいい
という感じだが
桃くんはそういう訳にはいかないらしい
というかそのルックスで
高校生のくせに自炊してるとは
どうゆうことだ。((
俺は少し悔しい気持ちを抑えて
キッチンへと歩いていく
彼の背中を追った。
赤
食べ終えたお皿を
流しに持っていき
せめて何か恩返しを、と思い
スポンジを持とうとすると
横からスっと先に奪われた。
桃
赤
赤
すると桃くんは急に黙り込んだ。
桃
桃
桃
.......
....ん?
え?は?ん?
赤
桃
思考停止していると
桃くんは不貞腐れたように
手を広げた。
桃
あぁ、そっか
ご両親も中々帰ってこなくて
桃くんも寂しいのか
俺も一人暮らししてるから
たまに人肌恋しくなる時がある
納得して少ししんみりしてしまった俺は
素直に広げた彼の背中に
ぎゅっと手を回した。
彼の体は俺より大きいから
どうしても俺が桃くんの腕の中に
すっぽりとハマる感じになってしまう。
家に来るようになってから嗅ぎなれた
甘すぎず癖になるような彼の匂い。
赤
ポンポンと背中を撫でてあげると
少し背をちぢめて
さっきまで俺の背より
上にあった頭を
俺の肩にのせてきた。
赤
赤
桃
桃
ぶうぶう文句を言っているが
そのまま、
中々離れようとしない。
俺はくすりと笑みを零すと
背中に手を回したまま
しばらくじっとしていた。
街灯に照らされた
薄暗い道を
桃くんと肩を並べて歩く。
赤
桃
桃
赤
生徒に帰り道まで送られるとは
なんか色々アウトな気がするが。
そんな事考えていると
ぐいっと急に肩を引き寄せられた。
そして後ろから車のエンジン音。
桃
そう言って道路側から
歩道側に俺を寄せてくれる。
赤
さり気なくこうゆうかっこいい
事をしてくれるものだから
俺が女の子なら
瞬間で惚れてしまうだろう。
少し近くなった俺と桃くんの距離。
俺は何となく口を開いた。
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
俺の住んでいるアパートの前まで来て
そこで会話は終了する。
生徒に家を特定されるのも
またアウトな気がするが
そこは目をつぶる事にした。
赤
桃
桃
赤
扉の前で手を振ると
桃くんも振り返してくれる。
そして彼が背を向けた....と思ったら
またこちらを振り返った。
桃
赤
悪戯っぽくまたニヤリと笑う彼の顔に
何故かドキッとしてしまった。
ん....?
というか俺今呼び捨てで呼ばれた?
ポカンとして
小さくなっていく彼の背中を
俺はしばらく見つめていた_。
いやぁ、 ご褒美ってなんなんでしょうねぇ((( (ごめんなさい黙ります) とりあえず連載とか間に合わないからストックのストーリー出してくスタイル(( てか私もう高2になっちゃうんですけど....(遠い目) TERRORって結構若い子多いから 私おばさ((泣