嗚呼楽しいことしかないな
楽しすぎて忘れちゃいそう
嗚呼__
大好きだよ...
皆___
辺りで色んな音や色や 匂いが漂って気分が悪い
昔から俺は大きい音が大っ嫌いだ
蘇枋.
蘇枋.
何で皆こんなに音が 気にならないのか不思議だ
桜.
蘇枋.
蘇枋.
桜.
大丈夫か...?
蘇枋.
蘇枋.
俺は無意識に首を横に振っていた
桜.
今まで荒立てていた心臓音が 次第に収まってくのを感じた
桜.
蘇枋.
それはヘッドフォンだった
今まで脳内に響き渡ってた 音がなくなった
まさか彼がヘッドフォンを 持ってたなんて
桜.
蘇枋.
桜.
周りがすごく騒がしいはずなのに 君だけしか居ない世界に連れて 込まれた感覚に陥った
桜.
桐生たちまだ来ないから りんご飴買ってきていい?
桜.
蘇枋.
半分こしたい
蘇枋.
蘇枋.
桜.
無邪気な笑顔が似合う彼
何かあったらすぐ気づいて 心配してくれる彼
かっこいい
好き...
いや...
大好きだ
蘇枋.
梶.
蘇枋.
梶.
蘇枋.
梶.
蘇枋.
梶.
梶.
蘇枋.
桐生.
蘇枋.
梶.
蘇枋.
桐生.
蘇枋.
楡井.
蘇枋.
楡井.
蘇枋.
桜.
杉下.
桐生.
柘浦.
桜.
蘇枋.
柘浦.
俺は皆の後ろをただ着いていく 感じで歩いていたら
君が俺のペースに合わせてくれた
桜.
そしてりんご飴を差し出した
蘇枋.
蘇枋.
蘇枋.
蘇枋.
蘇枋.
初めて食べたりんご飴は 俺の心を満悦させた
楡井.
柘浦.
桐生.
杉下.
そして俺らはバラバラに 行動し始めた
でも彼だけは俺のそばを 離れなかった
蘇枋.
桜.
君は何かを言おうとしたけどやめた
何を言おうとしたのだろう
桜.
蘇枋.
桜.
初めて知った蘇枋が 大きな音が苦手だったなんて
明らかに蘇枋の顔色が悪かった
桜.
蘇枋.
聞こえてない...?
桜.
そして俺はメモのアプリで [大丈夫か] と打って蘇枋にみせた
蘇枋.
桜.
原因...なんだ?
光? 人混み?
キャッキャ
ガヤガヤ
音だ...
俺は自分の首につけて合った ヘッドフォンを彼の耳に付けた
彼は一瞬戸惑ってたが安心していた
桜.
蘇枋.
桜.
桜.
りんご飴買って来ていい?
蘇枋.
桜.
蘇枋.
半分こしよ
蘇枋.
蘇枋.
桜.
彼に初めて会った時から 俺の心情も変化して行った
彼が俺を助けてくれただから 次は俺の番
彼が困ってたら俺が助ける
それが俺が一番のしたいこと
桜.
杉下.
桐生.
そうだった...俺殺されるんだ
ほんと忘れてしまう
それくらい俺は今が楽しい
昔とは違う
桜.
蘇枋.
俺はりんご飴をあげた
蘇枋.
蘇枋.
蘇枋.
楡井.
柘浦.
あれ?護衛は笑
まぁ皆笑ってくれるならそれでいい
蘇枋.
桜.
危な...
桜.
"'蘇枋が行きたいところ''
言えるわけないじゃん...
蘇枋.
桜.
桜.
桜.
蘇枋.
そして俺らはヨーヨー屋を目指した
蘇枋.
桜.
俺は緑で君は白のヨーヨーを取った
桜.
君はそう呟いた
共感しようとしたその時だった
バァン!!!!!
ヘッドフォンをしていても 分かる音
耳奥に響いた
蘇枋.
皆空を見上げていた
だから俺も空を見上げてみた
無数のカラフルの光が 俺らを照らした
桜.
君の瞳はキラキラ輝いていた
君は初めて見るのだろう
桜.
蘇枋.
瞬く間に辺りを照らす 無数の花火は皆の視線を集めた
うるさい...でも...綺麗
桜.
蘇枋.
音大丈夫?
心配してくれた
嬉しかった
俺はジェスチャーで 少しを表した
すると彼はじっと 俺を見つめてきた
桜.
蘇枋.
そうして俺らは美しい光を 見たあと別れを告げた
NEXT>>>>1000♡
コメント
4件
もう好きすぎる…
今までで1番好きな回!! お互い気持ちは同じなんだね…