毎日ノ変化

何も変わらない他愛のない毎日だった

食べて

寝て

怒って

笑って

泣いて

そんな

何も変わらない毎日

のハズだった

ﾀﾀﾀﾀﾀ

これが僕の基本的な毎日

でも、ある日

いつもなら起きるはずの言葉を発しても

ロシ兄は起きなかった

僕は違和感を覚え

怖くなって布団をめくろうとする

嫌な予感がする

ﾊﾞｻｯ

嫌な予感が当たってしまった

ロシ兄は布団の中でうずくまり

静かに息を引き取っていた

ロシ兄の隣には

ロシ兄のお気に入りの

ウォッカが置いてあった

うわぁぁぁぁぁぁぁ

うわぁぁぁぁぁぁ

そこには

床に泣き崩れているベラと

布団にうずくまって

血を流している

ロシアがいた