TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

微炭酸サイダー

訳わかんなくなってきた

微炭酸サイダー

それではレッツゴー

俺は防衛大臣の息子だ

いふ

お父さん ?

いふ

今日は遊んでくれるって約束したやん、!

父 )忙しいんだ。

いふ

あぅ …ッ

小さい頃から忙しい父に 相手にされることはなくて

どうにか見てもらう方法を考えてた

いふ

…まろ、いい子だもんッ、

高校生

いふ

父さん

いふ

俺、今成績1番上なんよ、!

いふ

学年だけやなくて学校でも成績優秀で表彰されるくらいッ!

いふ

な、凄いやろ!

父 ) 当然だ。俺の息子だろう?

いふ

あ、うん …

いふ

とう、ぜんよな、笑

いふ

そっか…

父 )じゃあ俺は出かけてくるからな

いふ

あ、

いふ

うん、気をつけてな…

勉強を頑張っても父は 俺を見てはくれなかった

いふ

あとなにがある…?

大学卒業

いふ

父さん

いふ

俺、警察としての就職が決まった

いふ

今年は合格率低かったらしいけど

いふ

その中でも俺都内の1番大きいとこに就職できてな!

父 )そうか。

父 ) ならなにか起こしても     隠蔽しやすくなったな。

いふ

え、

いふ

隠蔽?

父 )頼んだぞ。

いふ

…うん、

初めてちゃんと会話した。

嬉しいはずなのに内容が内容で、頭が真っ白になった。

いふ

俺は父さんのなんなん、ッ

俺を見てくれたわけじゃない。 警察官としての俺の地位を必要としてるだけだ。駒として道具として父は俺を見てくれたことなんか1度もなかった

でも、あの日全てが変わった

俺を見てくれる方法が分かったんだ

稲荷 ○○

防衛大臣がまさかこんなことにお金使ってたなんて、

稲荷 ○○

たまたま変な路地に入ったらあんな会話取れるなんて大スクープすぎる!

稲荷 ○○

わー!

稲荷 ○○

これで僕も学校で人気者~!✨️

いふ

あー。

いふ

父さんなんかやらかしたんや。

稲荷 ○○

へ、

いふ

君、それどうするつもり?

稲荷 ○○

え、えっと…

いふ

ちょっと困るんよね~

いふ

それ晒されたら家族の俺まで危害及ぶし笑

稲荷 ○○

だ、黙ってますッッ

稲荷 ○○

だからッ

稲荷 ○○

お願いしますッ離してくださいッ、

いふ

…ごめんな

いふ

君にはホンマに関係ないと思うけど

いふ

…チャンスなんや俺にとって。

稲荷 ○○

ぇ、チャンスって、ッ

いふ

知らんでええよ。

いふ

ごめんな。

いふ

名前も知らないけど

いふ

俺のために

死んでくれ

稲荷 ○○

う"ッッ

稲荷 ○○

……

いふ

…死んだか。

いふ

そことそこに監視カメラ。

いふ

まぁ、見えてへんな

いふ

おし

いふ

これで父さんも俺の事見てくれるよな…

俺で頭いっぱいになるよな…笑

まぁ俺の思惑通り事実は隠蔽

父さんも俺が殺したなんてことが分かれば大臣としての地位を失う。

それと同時に警察側には父さんの情報をたくさん隠蔽させている。

いふ

俺の事件を隠した方が得ってことやなぁ…

いふ

さて、俺は父さんのおかげで自分の起こした事件を捜査できるようになったし

いふ

…ちゃーんと見ててな

だけど俺は 敵に回しちゃ行けないやつを 敵に回したらしい

いふ

…稲荷ほとけ

いふ

あいつの兄貴か。

いふ

ここまで残虐な殺人鬼になるとは思わんかったなぁw

いふ

…俺のしたことはなんの意味があったんやろ。

父は俺をよく褒めた

自分の秘密をバラそうとしたあの子を殺したことを誇らしげに褒めた

いふ

よくやった…自慢の息子かッ、w

いふ

俺、手汚れてんやけど、笑

いふ

人殺して、手汚してんだよ?

いふ

…何が自慢の息子だよ ッ、

いふ

俺はなんのためにこんなに頑張ってきたんだよ""ッッ!!

いふ

結局自分のためじゃんかッポロポロ

いふ

俺の事なんか見てくれてないやんッポロポロ

いふ

バカみたいッwポロポロ

ただ、自分のした事の過ちに気づき、変えられない罪をひたすらに悔やむことしか出来なかった

いふ

…これがせめてッ

いふ

あの子に対する罪滅ぼしや ッ

いふ

父さん、ご飯美味い?

いふ父

いふ

…もう答えられないか。

父を殺した

もちろん隠蔽したけど病気で死んだことにしてまた俺は罪を増やした

いふ

信用してないくせに

いふ

…俺はいつまでも自分の従順な犬やと思ってた?

いふ

父さんは、自分が好きなだけやろ

いふ

…俺を庇ってくれたって一瞬でも喜んだ俺が馬鹿やった。

自分の憧れであり尊敬していた父を自分の手で殺め、少しでも罪滅ぼしができたつもりでいた

いふ

…あれ

いふ

寝とった。

いふ

やな夢…

自分にはあの父親の血が流れているんだと改めて実感する

いふ

…都合の悪いことは地位で隠蔽

いふ

ほんまそっくりやなぁ、w

いふ

もう後には戻れないんやッ

カチャッ

いふ

…ッ

なにかが頭に突きつけられている

ほとけ

動いたら撃つ。

ほとけ

そのままそっち向いて聞け。

いふ

…ほとけやな。

ほとけ

そう。

ほとけ

君に弟を殺された

ほとけ

稲荷ほとけ。

いふ

よくここまで入ってこれたな。

ほとけ

…お前の後輩も同じように殺した

ほとけ

もう設備も簡単に突破できる。

いふ

ふは、w

いふ

そーかそーか笑

いふ

さぞ頭がええんやな笑

ほとけ

教えてほしい

ほとけ

…なんで弟を殺した

いふ

ほとけ

答えろッッッ!!

いふ

分からん。

ほとけ

は、?

いふ

…今の俺には殺した理由

いふ

分からへんのや。

ほとけ

ふざけるのも大概にッッ!!

いふ

…仕方なかったんや、

いふ

ほんとに、仕方なかった

ほとけ

なにがだよッ

ほとけ

○○が何したって言うんだよッッ!!

いふ

知っちゃあかんことを知った

いふ

そして、それを俺が聞いてしまった

いふ

…自分と家族を守りたかった

いふ

それも建前やけど。

ほとけ

殺されたくなかったら全部吐け、

ほとけ

僕には真実を知る権利があるッッ

いふ

…殺してや

ほとけ

は?

ほとけ

お前自分が何言ってるか分かってッッ

いふ

誰にも知られずに…

いふ

死にたいんや、

いふ

そうやって全部隠して生きて来たんやッ

いふ

なにも、知られずにこのまま生涯終えな、w

いふ

俺は一生お前を恨んでまう

いふ

なんの罪もないお前を恨みたくないッ…

ほとけ

…ッ

ほとけ

なにそれ ッ

ほとけ

それじゃあッ○○が報われないだろッ…ポロポロ

ほとけ

僕は人を殺したッッ!!

ほとけ

その遺族から恨まれる覚悟があるッ!!

ほとけ

お前一人に恨まれたくらいじゃ

ほとけ

僕はなんとも思わないッ!!

ほとけ

だけどッ…

ほとけ

○○は ッ…ポロポロ

ほとけ

○○が何したって言うんだよッッポロポロ

ほとけ

返してよッポロポロ

ほとけ

○○を、ッ家族をッ…

ほとけ

返してよッッ!!

いふ

…ごめんな、さい ッポロポロ

ほとけ

僕は絶対お前を許さないッッ

ほとけ

けど、

ほとけ

殺してもお前にとって不幸じゃないならッ

ほとけ

真実に辿り着くまでッ

ほとけ

僕はお前を殺さない。

ほとけ

そのためならこの手を何度汚したっていい。

ほとけ

だから、お前も死ぬな。

いふ

、!

ほとけ

…僕がお前を殺すまで

ほとけ

死ぬな。

いふ

…変なやつ、

自分の大切な人を殺した相手にこんなことを言うやつが凶悪殺人鬼と呼ばれるなら俺は一体なんなんだろうか。

数日後

いふ

俺は何人殺めたんやろ

いふ

やっと正気に戻った感じするな…

秘密を守る為だけに生きてきた

父に認めて欲しくて、見て欲しくて必死になって努力して掴んだこの地位さえも自分の手で汚してしまった

いふ

○○くん、父さん、

いふ

…悠佑もか。

いふ

ほんま、父さん以外なんも罪ないやんw

いふ

…それでも殺さなきゃいかんかったんや。

いふ

この地位を守るために

いふ

秘密が暴かれる前に。

どんなに後悔しても、遺族の悲痛の叫びを聞いても、ましてや人を殺めても

人はそう簡単には変わらない

変われないんや …

いふ

悠佑、

いふ

俺がもし普通の警察官なら

いふ

悠佑がバディなこと誇りに思ってたと思うわ。

いふ

…どうしようもない俺の事呪ってくれてええんやからな。

いふ

許してくれッ悠佑…

初兎

悠くんへの懺悔は終わったか?

いふ

ビクッ

いふ

、だれや。

初兎

みんなして僕のことそない警戒せんでもええやん笑

初兎

怖い顔しんといてよ笑

いふ

、悠佑の家族か。

初兎

お、当たり~

初兎

悠くんの弟の初兎です〜

初兎

…突然やけど刑事さん

初兎

いや、猫宮いふさん

いふ

、!

初兎

悠くんを殺した動機は

初兎

事件の隠蔽

初兎

これで間違いないか?笑

いふ

なんでそのこと。

初兎

一応僕、ハッカーさせて頂いてましてw

初兎

機械には強いんよねー笑

いふ

全部わかってるってとこか

初兎

もういむくんにもあったよ

初兎

随分君に情を抱いてるみたいだけど笑

初兎

…僕は違う

初兎

悠くんは死ぬはずじゃなかった

初兎

お前さえ居なきゃ

初兎

悠くんは死なずにすんだんや

初兎

なぁ

初兎

何がお前をそうさせてんのッ

初兎

死んだ父親を自分に縛ってるからやろがッ!

いふ

…ッ

初兎

解放したれよッ

初兎

まだ被害者出す気かッ、?

初兎

人殺してまで自分偽って何がしたいか俺には分からへんわ…ッ

いふ

お前は俺を殺さへんの。

初兎

殺したいよ

初兎

悠くんの恨み果たしたいに決まってる

いふ

…そか。

ほとけ

ちょっと待ってッ!!

初兎

おわ ッ、

いふ

ほ、とけ?

ほとけ

まだ、ッ殺さないで初兎ちゃんッ

初兎

なんで?笑

ほとけ

確かに憎いよッッ!!

ほとけ

家族奪われてこいつを殺したいほど憎んでるよッ

ほとけ

でも、

ほとけ

でもッ…

ほとけ

こんなことしちゃダメなことくらいみんな分かってるでしょッ?

初兎

散々人殺して来てるくせによく言うッ

ほとけ

だからだよッ…

いふ

ほとけ、

ほとけ

分かってても止められない理由があった

ほとけ

殺したいよ僕だってッ

ほとけ

どんな理由だろうがッ○○を殺したことに変わりは無いッ!!

初兎

ならッ

ほとけ

けどさ、?

ほとけ

…初兎ちゃんはまだ引き返せるでしょ、?

初兎

ッッ

ほとけ

僕も真実が分かったから、

ほとけ

だからさ、その物騒なものしまって、?

初兎

なんや、バレてたんや、笑

初兎

(ナイフを下に落とし)

いふ

ほとけ

ね、いふくん。

ほとけ

自首しよ?

ほとけ

僕からバラされるより自分で言った方がいいんじゃないの?

いふ

お前ほんま変なやつやな。

ほとけ

お互い様でしょ。

初兎

ッッポロポロ

初兎

悠くんッポロポロ

ほとけ

僕たちはもう取り返しがつかない。

いふ

…死んでしまったら生き返ることは出来ない。

ほとけ

罪は消えないし、これから遺族の人から許してもらえることもない

いふ

ほとけ

自分で罪滅ぼししてちゃダメだよ

いふ

ほんまなにがしたかったんかな、

ほとけ

僕もいふくんのこと許してないよ。

いふ

…おん。

ほとけ

でも、僕だっていふくんとか他の殺した家族の人たちからしたらそうだから

ほとけ

だから、もう何も言わない。

いふ

…ほとけ

ほとけ

ん?

いふ

ごめんなさいッポロポロ

ほとけ

…謝って済んだら警察はいらないでしょ、笑

ほとけ

謝るのは僕だけじゃない

ほとけ

これから先、人生かけてその人の命を償って行かなきゃならない

いふ

そうだな、

数年後

ほとけ

…○○、

ほとけ

これで僕許されたかな、

ほとけ

罪滅ぼしできたかなッッポロポロ

ほとけ

ねぇッ生きてたらッ

ほとけ

どんな顔してたかなッッポロポロ

初兎

悠くん、

初兎

いむくんもいふさんも逮捕されたよ。

初兎

…悠くんッポロポロ

初兎

会いたいよッポロポロ

初兎

また、ッ笑って撫でてよッッポロポロ

初兎

悠くんッ!!ポロポロ

いふ

…ほとけが殺した人は

いふ

俺がこんなことしなきゃ

いふ

今も普通に生きて暮らしてたんや、ッ

いふ

…俺の後輩だって、

いふ

俺がこんなことしなきゃッッポロポロ

いふ

ごめんなさいッポロポロごめんなさいッッ

ほとけ

人を殺してしまえば生き返ることは無いし

ほとけ

罪も消えない

ほとけ

死んだ人だけが苦しむ訳じゃない

ほとけ

残された家族や友達

ほとけ

犯人を許すことは出来ない。

ほとけ

どんな理由があっても絶対に

ほとけ

だけど生きなきゃいけない。

ほとけ

道を踏み外さず生きなきゃいけない

ほとけ

それが自分に出来る最大限

ほとけ

被害者から加害者になるのは簡単

ほとけ

ナイフを刺せば皮膚を貫通し死に至る

ほとけ

銃の引き金を引けば体を貫通して死に至る

ほとけ

殴ればあざができ、首を絞めれば窒息する

ほとけ

人はいとも簡単に死ぬ

ほとけ

人を傷つけるのは簡単で

ほとけ

何時でも加害者になれる

ほとけ

それが自分の意図しない場合でも

ほとけ

例えばネットに書く言葉

ほとけ

それだって言い換えれば銃の引き金になりかねない

ほとけ

被害者が加害者になるのは

ほとけ

被害者になるよりずっと簡単で

ほとけ

だからこそ責任を持たなきゃ行けない

ほとけ

人は脆い

ほとけ

その引き金を君が引かないことを願ってるよ。

)死刑囚 出てこい

ほとけ

あ、時間みたい

ほとけ

僕は行くね。

ほとけ

君は加害者になんかなっちゃダメだよ。

凶悪殺人鬼 〜真実に辿り着くまで〜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

18

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚