今日から高校です
友達できるでしょうか…
とても心配です
ユナ
今日は一人ご飯かなぁ
たったった
エマ
ねぇねぇ!
ユナ
うわぁっ
エマ
あ!ごめん!驚かしちゃった!?
ユナ
大丈夫…です
エマ
一人?
ユナ
は、はぁ
エマ
一緒にご飯食べよっ!
そう声をかけてきたのはグリーンの目に明るいオレンジの髪色の少女だった
エマ
ね!?
エマ
いいでしょ!
ユナ
う、うん…
エマ
名前なんていうの?
エマ
私はエマ!
ユナ
ユナ…
エマ
可愛い名前ー!
ユナ
ありがとう…
エマ
今日一緒帰らない!?
エマ
私あっちの方角なんだけど…!
ユナ
一緒だ…
エマ
やったぁ!
こんな感じで一日中この子に振り回された
エマ
帰ろ…う
そこにいたのは1人机に伏せて眠っている彼女がいた
エマ
ユナ…ちゃん?
スースーと静かな寝息が静かな教室に響く
エマ
風邪ひくよ?
ユナ
んん…
ユナ
寝てた!?
ユナ
今何時!?
エマ
あわわ
突然目覚めて少し混乱気味の彼女は、今朝とは打って変わっていた
今朝はとても静かでおとなしかったのに今はパニックになっているせいか少し五月蝿くもある
エマ
お、おちついてー!
ユナ
うん…
エマ
帰ろー!
ユナ
そうだね
ユナ
さっきはごめんね…
エマ
全然気にしてないから!(汗)
ユナ
良かった…
エマ
あ、私ここだからじゃーね!
ユナ
私もここだよ?
エマ
近所!?
ユナ
みたいだね
エマ
やったぁ!
キラキラ眩しいくらいの笑顔を振りまく彼女は太陽のようだった