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いつも見下ろしてたあの景色
もう僕は二度と見ることは無いのだろう
今日僕は消えることを誓ったのだから
ああ、
折角だから消える前に
僕が住んでた街の
散歩でもしてみよう
いつも以上に
1歩1歩に
重みを感じていた
明日
もう僕はここにはいない
僕が決めたことだ
なぜか複雑な気持ちがしていて
僕の目から
涙の粒が零れ落ちていた
ああ、
僕は何も分からない
自分が何をしたかったのかも
どうしてここまで来てしまったのだろう
ここで日記は途絶えている
誰も住むことの無くなったこの街で
ただ1つの
日記だけが残り続けている