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BEAUTIFUL WORLD

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BEAUTIFUL WORLD

第3話 - 三話

200

2024年12月28日

#七瀬陸

#アイナナ

#ファンタジーパロ

#陸愛され

ヒュプノス(自称📜)

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200

ヒュプノス(自称📜)

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イオリ

この先をずっとまっすぐ

イオリ

歩くとTRIGGER王国ですよ。

リク

そうなんだ...

リク

意外と近い...？

ミツキ

んー。

ミツキ

近くも遠くもない...

ミツキ

って感じだな。

リク

なるほど...？

イオリ

絶対分かってないでしょう。

リク

うっ

リク

ば、馬鹿にするなよな...！

リク

わ、分かるよ...！

リク

そんくらい...！

イオリ

そうですか

イオリ

そういうことにしておきます。

ﾄﾞﾝｯ

イオリ

！

ミツキ

！

リク

わ⁉

リク

な、なに...⁉

イオリ

やはり現れましたね。

イオリ

大型モンスターが。

リク

で、でかい...。

大型モンスター

グァァァ

イオリ

兄さん！

ミツキ

おう！

ミツキ

リク、下がってろよ！

リク

え？

リク

わ、分かった...！

ミツキ

おらっ！

大型モンスター

グァァァ

ミツキ

よし！

ミツキ

効いてる...！

ミツキ

イオリ！

イオリ

はい！

ﾄﾞｶﾝｯ

大型モンスター

グァァァァ

イオリ

！

イオリ

兄さん！

イオリ

危ないですよ...！

ミツキ

え？

ミツキ

うわぁぁ⁉

ミツキ

あ、危なかったー。

イオリ

大丈夫ですか？

イオリ

兄さん。

ミツキ

なんとかな...

ミツキ

にしても

ミツキ

攻撃は効いても

ミツキ

倒れないな、こいつ。

イオリ

そうですね。

イオリ

このままでは

イオリ

体力が削られるだけです...

イオリ

何か策を...

大型モンスター

グァァァ

イオリ

⁉

イオリ

(まずい...！)

イオリ

(リクさんのほうに...！)

ミツキ

⁉

ミツキ

リク！

リク

え？

リク

わぁ⁉

リク

こ、こっち来る...⁉

イオリ

(間に合わない...！)

大型モンスター

グァァァ

イオリ

！

イオリ

急に

イオリ

死んだ...？

？？？

あぶねー。

？？？

間に合ってよかった...。

？？？

大丈夫か？

リク

は、はい...。

リク

ありがとうございます...。

？？？

危ないよ。

？？？

この森は。

？？？

君たち三人だけ？

イオリ

は、はい。

？？？

護衛の一人や二人はつけないと。

イオリ

す、すみません...。

イオリ

あの、あなたは...？

？？？

あー、俺？

？？？

俺は...

ヤマト

国家騎士団の団長

ヤマト

ヤマトだ。

ミツキ

国家騎士団...⁉

ヤマト

あぁ。

ヤマト

大型モンスターを討伐するために

ヤマト

愛七王国から派遣されたんだ。

リク

！

？？？

ヤマト団長！

ヤマト

！

？？？

やっと...追いつきました...。

ヤマト

悪い悪い...。

？？？

！

？？？

この方たちは...？

イオリ

イオリと申します。

ミツキ

俺はミツキ！

リク

り、リク...です。

ソウゴ

ソウゴです。

イオリ

あなたも国家騎士団ですか？

ソウゴ

あ、はい。

ヤマト

お前さんたちはどっかに

ヤマト

行く途中だったのか？

リク

あ、えっと

リク

TRIGGER王国に...

ヤマト

あー...

ヤマト

どうりでこの道を...

ヤマト

この先はもっと危険だから

ヤマト

今からでも安全な道を

ヤマト

通って行った方がいいぞ。

リク

...いえ

リク

俺達はこの道を通っていきます...。

リク

どうしても早く行かないと

リク

いけなくて...

ヤマト

...さっきのモンスターとは

ヤマト

比べ物にならないくらい

ヤマト

強いやつらが

ヤマト

いっぱいいるんだぞ？

リク

それでも...

リク

今日の日暮れ前には着かないと...！

ヤマト

...はぁ。

ヤマト

なら、俺達が護衛として

ヤマト

TRIGGER王国まで

ヤマト

無事に連れてってやる...。

リク

！

リク

いいんですか？

ヤマト

お前さんたちだけじゃ

ヤマト

心配でな...。

リク

ありがとうございます！！

ヤマト

この先にもう二人

ヤマト

国家騎士団員が居る...

ヤマト

とりあえずそこまで

ヤマト

行くぞ。

リク

はい！

イオリ

ありがとうございます...。

ミツキ

すげー頼もしいな！

タマキ

あ！

タマキ

ヤマさん団長とそーちゃん遅い！

ナギ

おや？

ナギ

その方たちは？

ヤマト

...悪いんだが

ヤマト

こいつらをTRIGGER王国まで

ヤマト

護衛しようと思ってさ...

ヤマト

嫌だったら断ってくれて

ヤマト

構わないんだけど...

ナギ

No problem！

ナギ

ワタシも同行します！

タマキ

なら俺もー！

ナギ

hello,ワタシはナギと申します！

タマキ

俺はタマキ！

イオリ

イオリです。

ミツキ

ミツキ！

リク

リク...です！

イオリ

よろしくお願いします。

ミツキ

よろしくな！

リク

よろしくお願いします！

タマキ

おう！任せとけって！

ナギ

yes！

ヤマト

そんじゃ、行きますか！

数十分後

大型モンスター

グァァァ

ヤマト

！

ヤマト

タマ、ソウ、ナギ！

ヤマト

行くぞ！

ソウゴ

はい！

タマキ

おう！

ナギ

yes！

イオリ

あ、あの！

ヤマト

！

ヤマト

なんだ？

イオリ

私も援護します！

ミツキ

俺も！

ヤマト

...あまり前には出すぎるなよ！

イオリ

分かりました。

ミツキ

おう！

リク

...。

リク

(みんな、戦ってる...。)

リク

(どうしよう...)

リク

(俺...足手まといなんじゃ...！)

リク

(俺、何もできない...。)

リク

(ただ周りを巻き込むことしか)

リク

(できない...)

リク

(...っ)

大型モンスター

グァァァァ

ヤマト

ふぅ

ヤマト

なんとか倒せたな。

ヤマト

援護ありがとな。

イオリ

いえ。

ミツキ

俺にはこれくらいしかできないからな...

リク

...っ

イオリ

リクさん？

イオリ

どうかしましたか？

リク

あ、ううん！

リク

何でもないよ！

タマキ

...？