和葉
何がおかしい…っ
美月
大妖精だっけ…?
こんな程度の毒私には
ききませんよ……?
こんな程度の毒私には
ききませんよ……?
天音
(もう喋れないぐらい
毒が体回ってるはずだが…
本当に美月の体はどうなっ
ているんだ…?)
毒が体回ってるはずだが…
本当に美月の体はどうなっ
ているんだ…?)
和葉
何を言ってるの?クスクス
しっかり毒は貴方に
ダメージを与えてるわ
意地を張るのもそろそろ
やめたら?クスクス
しっかり毒は貴方に
ダメージを与えてるわ
意地を張るのもそろそろ
やめたら?クスクス
美月
大妖精さん貴方は
どれだけ人間を…
バカにするんですかっ!
どれだけ人間を…
バカにするんですかっ!
美月は今さっきまで 顔色が悪かったけど 段々と顔色が良くなってきた
和葉
んなっ…馬鹿な……!!
和葉
大量に毒を体に入れた
から…普通ならもう……
死んでるはずのせいでよ……っ
貴方本当に人間なの……?
から…普通ならもう……
死んでるはずのせいでよ……っ
貴方本当に人間なの……?
美月
人…とは言えないかな…
でも人として優しくして
くれて凄く嬉しいんだ……
でも人として優しくして
くれて凄く嬉しいんだ……
美月
でも貴方はいらないよクス
そう言って美月は 指を和葉に向け美月は 言った
美月
さよなら
和葉
んぐっ
美月がそう言うと 和葉が急に苦しみ始めた そして美月も何故か苦しんでいた
天音
美月何をした?
美月
私にかけた毒を倍
にして大妖精に返した
だけ…だけど引き換えに
私も何か代償に取られて
しまうけどね…
にして大妖精に返した
だけ…だけど引き換えに
私も何か代償に取られて
しまうけどね…
天音
確かにあいつは
人間を好んではいないが
そこまでする必要は…
人間を好んではいないが
そこまでする必要は…
美月
天音今の大妖精を見ても
そう言えるの……?
そう言えるの……?
天音
なに…?
和葉を再び見ると そこには
和葉
…………
天音
なっ……!!
美月
最初は私も気づかなかった
けどね…大妖精さんを呼びに
行った葵さんがいないのは
おかしいなぁって思って
良く考えれば分かったよ……
けどね…大妖精さんを呼びに
行った葵さんがいないのは
おかしいなぁって思って
良く考えれば分かったよ……
天音
(確かに葵が見当たらない…)
天音
じゃあ葵は…っ
美月
き、きっともう来るん
じゃないかな?
じゃないかな?