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いらない子達が____に行く話。

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いらない子達が____に行く話。

第2話 - ほんのちょっとの好奇心から。

502

2023年06月16日

#一次創作

#いらない子達が___に行く話。

#感動

☾雪໒꒱

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☾雪໒꒱

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いらない子達が____に行く話。
#2 ほんのちょっとの好奇心から。 / ☾雪໒꒱

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管理人

こい、仕事の時間だ

私達、「奴隷」の仕事。

それは……………………

管理人

MOSO市の＿＿＿＿

管理人

＿＿に住んでいる、男性を…

管理人

“殺せ”

私達は

こいつらが邪魔だと思う人間達を殺す時がある。

例えその人が、どんなに善人でも

悪人でも

命令は絶対。

従わなければいけないのだ

マリー

じゃあ行きますか。
面倒くさいけど。

今回も、そう。

私達を救ってくれる人なんて、いないんだ。

ヒガ

あ、っ

マリー

どしました？

ヒガ

…見つけた

マリー

え？どこです？

ヒガ

そこだそこ。前。

マリー

あ、はっけ~ん。

アンモ

（嗚呼）

アンモ

（見つけてしまった）

……………………。

買い物の帰りだろうか。

買い物袋を手に持って歩いている少年がいた。

マリー

じゃあ、行きます？

ヒガ

ああ、そ＿＿＿＿

「早く行かないと…」

少年が呟く。

ヒガ

…どこに向かっているんだ、あの少年は

マリー

勿論家でしょう

マリー

家以外に何があると言うのです？

ヒガ

いや…しかし…

ヒガ

ついていって見ないか？

アンモ

え？

マリー

はぁ？

マリー

私達の仕事は“殺し”。

マリー

遊びでやってるんじゃ無いんですよ？

ヒガ

やらされてるだけだろ？

マリー

まあ…そうですけど…

ヒガ

ほら、なら良いだろ？

ヒガ

行くぞ

マリー

も~…

アンモ

珍しいね、ヒガンバナ。

ヒガ

…気になっただけだ

そうしてついて行く事になった私達。

ついた先は…

マリー

……ここでしょうか？

神社だった。

ヒガ

こんな古い神社に…少年が何の用だ…？

アンモ

さあ。

マリー

あっ、見てください。

マリー

少年が何か置いてますよ？

買い物袋から、何かを取り出した少年。

アンモ

………………？

三つの何かを置いて、少年は手を合わせた。

「兄さん、姉さん達…」

「…………ごめんね…」

マリー

…なんて言ってるんでしょう

ヒガ

小さくて聞き取れないな

…よし

アンモ

あっ、隠れて！

ザッ、ザッ、ザッ、ザッ……

少年は、空になった買い物袋を持って、どこかへ行ってしまった。

マリー

…帰ったんでしょうか？

ヒガ

そうみたいだな。

マリー

じゃあ殺しは…？

ヒガ

あそこに置かれたものを見てからでも遅くはないだろう。

アンモ

…そうだね

気になった私達が、置かれた物を見に行くと、そこには……………………

続く