レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトさんから連絡が入る。
ドタキャンなんて普段しないから 俺は驚いた。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
正直今日は楽しみだった。
新作のゲームも買って騒いだり
そのまま泊まって朝まで…
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
なんだか様子のおかしいレトさん。
本当に体調悪いのか…?
キヨ。
キヨ。
キヨ。
暇になってしまった。
レトさんと約束していた時間まで1時間。
ちょっと急すぎる。
専ら夜型の俺たちは夜集まることが 多いのだが
こんな時間に開いてる病院なんて…
キヨ。
キヨ。
俺と会うのが嫌で 風邪だって嘘ついた?
でも正直者のレトさんのことだ。
そんなことあるわけないのに…
キヨ。
何か隠し事だろうか?
俺に言えないことがあるのかもしれない。
他に気になる人でもできたとか?
キヨ。
考えれば考えるほど 嫌なことしか思い浮かばない。
テーブルの上には酒やお菓子。
色々準備して待っていたのに。
楽しみにしてたのは俺だけ?
そんなことを 1時間も考えていた。
でももし本当に風邪だとしたら?
確かめに行こうと玄関の扉に 手をかけたときだった。
ピンポーン
家のチャイムが鳴る。
キヨ。
キヨ。
宅配は頼んでいない。
まさか宗教か?
外のカメラをチェックすると―
ガチャ
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
してやったりといった顔をして ニヤニヤしながらこっちを見る。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
とても楽しそうに 部屋に向かうレトさん。
キヨ。
すっかり忘れていた。
レトルト
レトルト
レトルト
たしかに驚きはしたけれど…
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キョトンとした顔で俺を見る。
キヨ。
キヨ。
レトルト
するとその時。
ぎゅっ
キヨ。
レトルト
レトさんが俺に抱きついている。
レトルト
レトルト
レトルト
普段はあまりしない行動に さっきよりも驚きが大きかった。
少し躊躇してから 俺もその背中に腕を回す。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
咄嗟にバレバレな嘘をつく。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトさん心臓の音が 少しずつ速くなるのがわかる。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
心底嫌そうな、恥ずかしそうな顔をする。
かわいいな…
数時間後、レトさんが コントローラーを投げ
ベッドに突っ伏していたのを 俺は爆笑しながら見ていた。
THE END.
コメント
4件
フォロー失礼しますm(_ _)m
続き気になった…エイプリルフール良い🥺🥺🥺