此処テンペストは今日も平和
冒険者が行き来し
流通も盛ん
ここまでくるのに何年かかったことか
そんなにかかってないけど
リムル
リムル
リムル
《告 高密度魔力体の接近を確認しました》
言ったそばから…俺が大変なのは変わりないようだ
魔力感知的には
警告感知ギリギリの場所にいるらしいな
俺達に敵意は無いようだが、安心はできない
リムル
俺は飛び立ち、その方向へ向かうがその必要は無いように思えた
何故なら、テスタロッサ・ウルティマ・カレラ
その三体がそいつに向かって攻撃を始めていたからだ
あの3体なら、流石に殺しはしないと思うが痛ぶってくれるだろう
リムル
…そう思っていたのだが
彼女達の攻撃は一向に当たらない
藍色の髪にあれは…スーツか?そのようなものを纏った男
その良いとは言えない体格とは裏腹に
とてつもなく強いようだ
リムル
リムル
俺の一言で、彼女達が攻撃を止める
ut
彼と目が合う
死んだような目をしていてなんだか不気味だが
それとは裏腹に笑った顔がどこか異様な雰囲気を形成している
ut
リムル
リムル
ut
うーむ、嘘をついているようには見えないが
真実だとも思えない
とりあえず、こちらも名乗っておくか
リムル
ut
ut
リムル
リムル
ut
口調的にコイツ
俺が異世界人だと知っている感じだ
リムル
直球で聞いてみる
そう正直には言わないと思うがな
ut
リムル
ut
直感?俺の発想の斜め上を言っているのだが
《告 個体名utが嘘をついている可能性はありません》
マジカヨ〜!
リムル
ut
リムル
ut
まさか、同郷の人物とは…
リムル
そう言い、俺は鬱を応接室へ連れて行く
だが、今の俺は知る由もない
新たの運命の歯車を動かしてしまったことに
コメント
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凄い方を見つけてしまった…
神