#9
俺のきもち?佐野のきもち? はるのきもち?
部屋に着くとみんなはぐっすり寝ており、起きることはなさそう
そこに一つだけ空いた 布団にはるを潜り込ませる
たまたま、たまたまだけど、
はるの頬に触れた時少し「ふふっ好き、」
そう聞こえた気がした、
その夢にいるのは、
俺なのか、それとも俺じゃない誰かなのか?
そんなことを考えると、 胸が苦しくなる
ホントなら、
はるが見ていいのは、
俺だけなんだって、
言いたいんだ、
朝、
校長先生の話が終わり、生徒はゾロゾロ部屋に帰っていく
ただ、彼女は違った
「せーんせい!」
『部屋戻らんの?』
「いや、部屋暇やし、」
「みんな携帯いじってるだけやから、」
『ふーん』
「ま、お土産でも見に行こっかなー」
彼女のきもち
それが俺に向けての気持ちならば、嬉しいのに、
そんなネガティブ思考になる俺に 聞き覚えのある男の子の声がした
〈先生〉
『あ、ん?どした?』
佐野だ、
まぁ、佐野から爆弾発言が飛んでくるとは思ってなかったが、
〈先生、はるのこと好きですよね?〉
誰もいないピロティの前で 修羅場ができてしまう
『だとして、佐野は?』
『どうするつもり?』
「俺は、先生に譲ってあげますよ?」
『随分上からやけど』
「まぁ、俺は、まだしばらくは諦めないんで、」
そう言い立ち去って言った
佐野の気持ち、
やっぱり好きなんや、まぁ、釣り合うとしたら、佐野なんやろうそう理解してたつもりだった、
続く
続きは♡♡400以上で!
テスト400超えなかった、
〈いや、まだ三教科しか返されてないけど〉
まぁ今週いっぱいで携帯没収なので、
明日か今日最終回で
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コメント
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正門ぉぉおおお!!
いや…もう。佐野今とちゃうて。←3話前ぐらいから誰やねん。
遂に佐野くん動き出したな…😅 まっさんも頑張れ!