TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
気づきもしないヤツ

一覧ページ

「気づきもしないヤツ」のメインビジュアル

気づきもしないヤツ

1 - 気づきもしないヤツ

♥

55

2020年03月13日

シェアするシェアする
報告する

さきーもう朝よー

浅川さき 13才

さき

はーい

母は私を1人で育ててくれた

父は 私が産まれた時すぐに 亡くなったんだって

私は、死因が気になってね

今思えば

あんな事 聞かなければ良かった

気づきたくもなかったよ

私だけ気づいちゃった

さき

お母さん

ん?なぁに?

さき

お父さんって

さき

何で亡くなったの?

そんなの

聞かなくて良いわよ

さき

どうして?

さきに言っても得が無いの

さき

そんな…私のお父さんの事なんだから、教えてよ!

はぁ…なら

話してあげる

さき

ほんと!?

さき

ありがとう

それは

さきが産まれて1年が経った頃

父は昔

ある女と付き合っていたそう

勿論、昔の話

その女とは 別れたらしいんだけど

相手は、別れたくないって

しつこかったから 父は

うるさい!

と 強くあたったそう

女はなぜか

ニヤリと笑って 去っていったって

父はその後 何度も不幸な目にあった

母は父をその女は 憎んでいたのではないか

と言っていた

自分(女)が幸せになり 家庭を築きたかったのか

だとすると、母も私も 殺されるのでは

と考えるようになり 聞いた途端

怖くてしかたなかった

だが

不幸なことは 起こらなかった

私と母は

安心していた

女が 後ろにいるのも知らずに

フフ…

フフ…

フフ…

フフ…

フフ…

この作品はいかがでしたか?

55

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚