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池袋と非日常と殺伐と

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池袋と非日常と殺伐と

4 - 第3話 「噂」と「能力」と「首なしライダー」

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2024年10月29日

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生徒

ねぇ?知ってる?

生徒

首なしライダーが、強盗かもって噂…

生徒

知ってる!

生徒

なんか昨日の夜攻めてきた強盗が首なしライダーの姿だったんでしょ!

生徒

怖いよね…!?

生徒

犯罪者がこの街をうろついてるんだよ!?

生徒

まぁそんなの当たり前のことじゃない?

(…何かとんでもないことになっている気がする…)

(…でも本当に首なしライダーなのかな?)

臨也

…で?俺に何の用?

…首なしライダーに会える手段を教えてください…!

(…正直、笑われると思ってる…)

(…はずだった…)

臨也

…はは。君がどうしてそんなことを?

臨也

…君と首なしライダーは一番接点がないはずなんだけどねぇ?

…おかしいんです。

首なしライダーが強盗なら…
動機がないんですよ。

金に困っているならなぜバイクのガソリンは平気なのか…

もし…えーと…デュラハン?だったら…わざわざ物なんて盗まないはずですし…

臨也

…そんなに冷静な子は初めて見たよ。

臨也

…これは独り言だけど…

臨也

…今日午後10時に西口公園で会う約束でね…

臨也

…取引内容を見なければ後から着いてきても…

臨也

…いいかもね…

…!!

ありがとうございます!

臨也

…さてと、俺は少し街の様子でも見に行こうかな…

(…どこ行くのか気になるけど…)

(…着いていかない方がいいよね…)

臨也

…じゃあね!春ちゃん!

臨也

…また10時に…(コソッ)

(…あの人って足だけは速いんだよなぁ…)

ー夜10時ー ー池袋西口公園ー

ー折原臨也と首なしライダーが話をしているー

ーどうやら話は終わったらしいー

…っ!(走っていく)

く、首なしライダーさんっ!!

セルティ

(首をかしげる動作をする)

…あの…私…強盗…じゃないと思ってて…!!

…ええと…つまり…その…

臨也

「強盗じゃないと思うから話を聞きたい」し、「強盗じゃないなら証明するのを手伝いたい」?

…そう!それです!

セルティ

『ありがたいけど…高校生を巻き込むなんて…』

…私は、違うと思うんです。
この間姿を見たとき、黒い鎌を持っていましたよね?
でもニュースの防犯カメラの映像は黒く染めた鎌で、光に反射してたんです。

それに、ヘルメットは今では探せば買えますし、写真があるからそれを見れば紙か粘土で作れます。

もし、男性だったら胸は風船かヨーヨーかなんかで作れます。

…これでどうですか?

臨也

…もしかして君、この短時間でそれを?

…そうです。ニュースを見てすぐに気づきました。

セルティ

『私の名はセルティ・ストゥルルソン。君は?』

桜…

臨也

彼女は冬野雪ちゃん。
最近池袋に引っ越してきたみたいだよ?

(…なぜあなたが…)

セルティ

(…なぜお前が言う…!)

ということで、よろしくおねがいします。

セルティ

『手伝ってくれるのは有り難いが、無理はしないでほしい。』

まぁ犯人の目星は何となくつけられそうですけどね…

セルティ

(…やっぱりこの子、何か並外れた能力を持って…?)

臨也

…じゃあ、運び屋はともかく、俺と雪ちゃんで印象操作と情報収集をしよう。

臨也

運び屋は…とりあえず、安静にしていた方がいいかもね。

セルティ

(…だから何でお前が…!!)

じゃあ、この3人で頑張りましょう!

ーこうして、事件の幕はー

ー盛大に開かれるのであったー

あとがき

お久しぶりです。雪です。

さて、 4話目にして事件の幕が上がりました。

薄々お気づきの方はいらっしゃるかもしれませんが…

冬野雪、かなりのチート能力持ちです。

まぁその能力がどのようにして使われるのかは乞うご期待ということで!

改めて、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます!

これからもどんどん面白くしていくのでよろしくおねがいします!

次回!「印象操作と情報収集に励む雪。その裏でうごめくものとは…!?
そして雪の最大のチート能力開花…、?」

お楽しみに!

池袋と非日常と殺伐と

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