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堺天音

( 女子の目怖〜 )

廊下を歩いてるだけで 見られてる。

それは宮くん達を好む目と、 私を妬む目。

宮くん双子と 角名くんに連れられ、

着いたのは屋上だった。

堺天音

屋上は入ったらあかんやろ

宮侑

バレなきゃええねん

宮治

鍵かかってないんよ

堺天音

この学校のセキュリティガバガバ過ぎひん?

扉を開けると 澄んだ風が頬を撫でた。

慣れた様子で定位置に座る 3人に手招きされ、

渋々宮くん2人の間に座る。

堺天音

なんかごめんな、邪魔してもて…

角名倫太郎

別に邪魔じゃないから謝んなくていいよ

角名倫太郎

どうせ侑に無理やり連れて来られたんでしょ

宮侑

無理やりってなんやねん!

宮治

無理やりやろ

宮治

腕引っ張ってたやん

宮侑

サムもノリノリだったくせによう言うわ

宮侑

嫌とちゃうよな?天音

堺天音

嫌や

宮侑

嫌なん!?

ガーンと効果音が付くくらい 青ざめる侑くん。

それに思わずクスリと笑った。

堺天音

冗談

堺天音

まあ女子の目が怖いのは本心やけど

宮治

そんなん気にしなくてええねん

宮侑

せやで、なんかされたら俺らが守ったるわ

角名倫太郎

カッコイイ〜

宮侑

バカにしとる??

角名倫太郎

まさか

仲良く話す3人を見て 私の顔もほころぶ。

普段人気者過ぎて 話すこともままならない彼らと、

こうしてお昼ご飯を 食べれていることが嬉しい。

堺天音

ほんまに宮くん達とおるのは楽しいわ

宮侑

何やねん急に

宮治

ズルいわ天音

角名倫太郎

双子見事に振り回されててウケる

宮侑

ちょ、撮るなや角名!

角名倫太郎

ほら、堺さんも入って

堺天音

え、私?

スマホのカメラを向ける 角名くんに促される。

私の両横に 宮くん2人が身を寄せる。

角名倫太郎

はい、きつね〜?

宮治

うどーん

宮侑

コーン

カシャッとシャッター音が鳴る。

撮り終えた途端 宮くんは言い合いを始めた。

宮侑

なんでうどんやねん!

宮侑

飯のことしか考えてないんかお前は!

宮治

きつねうどん美味いやん

宮侑

美味いかどうかちゃうねん

宮治

天音はどう思う?

堺天音

まず掛け声がきつねなのが分からん
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