ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
すち
俺は淡く深い青の制服に袖を通し、左肩に荷物を提げて正門の前で立ち止まった。
春風が頬を撫でて、淡い花びらが舞い、靴の先に触れた。
両手はポケットに隠され、微かにナイフの冷たさが指先を解かせた。
………“六奏高校”。
''標的は黄華みこと''
''私立 六奏高校に通う2年。17歳。''
''小学校、中学校共に私立校を卒業''
''優等生で、穏やか。人懐っこい。''
''だが、裏には誰にも明かしていない秘密有り。''
そう、報告書にはあった。
生徒達
生徒達
生徒達
生徒達
生徒達
生徒達
すち
……標的を見つける。ただそれだけ。
淡々とした思考の裏で、胸の奥にざらつくものが残る。
任務の初日は、いつもそうだった。
だが、今回は違う。
理由の分からない“違和感”が、最初からつきまとっていた。
すち
長い午前を乗越え、昼休み。
クラスメイトに何度も何度も名前を聞かれ、話しかけられ続ける。
裏の仲間だとしたら、もう殺していただろう。
俺は声にならないひとつのため息をついて、人気のない校舎の裏にあるスペースに腰を下ろした。
草の匂いが風に乗ってきた。
遠くから笑い声が響き、春特有の暖かさと、どこか現実味のない眩しさが俺を包んだ。
俺はパンをひとくち齧り、任務の内容を脳内で再確認する。
風邪で揺れる髪は、鬱陶しかった。
すち
ふと、影が差した。
みこと
すち
顔を上げた瞬間、春光が目の奥で弾けた。
光を透かすような金の髪。
毛先は淡い朱色。
淡い橙と黄色が混ざる、夕日のような瞳。
“黄華みこと”───その名が似合う、写真よりもずっとやわらかい印象の少年だった。
すち
自分でも驚くほど自然に、言葉が口からこぼれた。
標的《みこと》は微笑んで、隣に座る。
みこと
すち
標的は、俺のことを殺し屋だとも知らずに隣に座って弁当を開け始める。
その無防備さに、俺は視線を外した。
みこと
みこと
その言葉に、俺の喉は詰まる。
ボスから言われた条件を思い出し、ひとつ息を吸って答えた。
すち
俺は静かに答えた。
みこと
すち
嫌な懐かしさが頬を凍らす。
俺はもう一口、パンを齧ってそう答えた。
みこと
標的はくすりと笑って、言葉を紡いだ。
すち
桜の花びらが風に流れ、二人の間をひらりと舞う。
みことがそれを見上げながら、ふと呟いた。
みこと
急に隣でそう呟かれ、俺の手は止まった。
ゆっくりと視線を標的に移し、黙って見つめた。
みこと
すち
笑いながらそう言って、再び空を見上げた。
みこと
その言葉に、俺は何を当たり前なことをほざいているんだと思った。
だけど、どこかで聞いたような、心の奥を撫でるような声。
''標的に、心を動かされるな。''
ボスの低く、冷たい声が頭を過ぎる。
俺はそっと標的から目を逸らした。
標的《みこと》の横顔が、春の光の中で淡く溶けていく。
その瞬間からもう、“任務”は静かに狂いはじめていた。
すち
俺は入寮手続きを終え、指定された「325号室」の前に立っていた。
俺は昼間の標的の姿に懐かしさを覚え、心臓が掴まれる感覚に陥っていた。
''殺し屋に情は要らない。''
冷たく低い声が俺を縛り付けた。
すち
俺は右手でドアノブを回した。
すち
柔らかなオレンジの光が部屋に差し込んでいる。
その光が俺を目掛けて強く反射していた。
俺は瞬間的に片目を瞑り、呟いた。
すち
右手で光を遮り、少しづつ視界が開ける。
窓が開けられており、風が通る。
その先に見えたのは、窓際に座る制服姿のひとりの少年だった。
カーテンがふわりと舞い、心地よい温かさが俺を包む。
こちらを振り向いたその顔を見た瞬間──時間が止まった。
みこと
桜の木の下で笑っていた顔。
“黄華みこと”が、そこに居た。
すち
目が合う。
夕日が彼の髪を染めて、世界の色が滲んでいく。
みこと
俺を見て、くすっと笑う。
そして、続けた。
みこと
眉を緩め、目を細めてこちらを見る。
口元は微笑みを滲ませていた。
ッ……ルーム…メイト…?、
鼓動が喉を塞いで、呼吸の仕方が分からなくなった。
───標的が、ここに居る。
俺は一瞬、呼吸をすることを忘れた。
ぬしぬし
ぬしぬし
♡300
ぬしぬし
コメント
12件

続き楽しみです…どんな感じになるのかか予想つかない
続きがめちゃ楽しみ! ルームメイト!まさかッッッ( ᐙ )もう全部好き💕︎︎🍵👑
👑くんの不思議な雰囲気が好きすぎる…🫶🏻️︎なんかすぐに消えちゃいそう… ボスってなんか裏ありそう…ハピエンじゃないけどほんとに美しい作品な気が…✨ 続き楽しみにしてます!