ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
みこと
俺はその言葉に、呼吸を忘れた。
懐かしい感覚が俺を狂わせる。
俺は「ふーん」と呟き、荷物を端に置いた。
みこと
窓から頭を出し、夕日を眺め続ける標的が言う。
俺は背中を向けながら、再びポケットに手を仕舞い、ナイフを握った。
すち
みことはくすっと笑いながらベッドの端に腰を下ろす。
みこと
軽い調子。
でも、俺の心の奥では何かが小さく軋んだ。
この距離で“標的”と呼ぶには、あまりにも近すぎると感じた。
沈黙が落ちる。
窓の外では、春の風が木々を揺らしていた。
みこと
みことがぽつりと呟く。
みこと
触れた瞬間、指先から解けて消えてしまいそうな程に儚い横顔。
俺はその淡い瞳を見逃さなかった。
すち
みこと
横顔の瞳は、外を見ていたはず。
気がつけばゆっくりと瞳は潤んで、俺のことを見つめていた。
すち
俺はすぐに目を逸らし、そう返した。
みこと
みことはそう言って、柔らかく笑った。
その言葉が、何故か胸の奥で響いた。
静けさ───それは俺がずっと慣れ親しんできた、孤独の音だったはずなのに。
部屋の明かりを落とすと、窓から淡い月光が差し込んでいた。
春の夜はまだ冷える。
でも、みことの居る空気は、不思議と少しだけあたたかかった。
すち
街灯の灯りが遠くに滲んで、世界全体が薄い夢の中みたい。
俺は眠れるはずもなかった。
ベッドの上で仰向けになり、薄い天井を見つめる。
指先にはまだ、昼間の冷たい感触が残っていた。
……まだ、殺せない。
その言葉が、頭の奥で何度も反響した。
あの手。あの笑い方。
標的のはずなのに、脳裏から離れない。
''任務を忘れるな''とボスの声が鳴る。
吐き出すように息を漏らした。
寝返りを打ち、枕で耳を塞いでみる。
布団を深く被ってみる。
目をぎゅっと瞑って待ってみる。
それでも環境は、一切変化しなかった。
すち
俺は目を開けて、手のひらを見る。
錯覚で、血の広がった手のひらが映る。
誰の血かも分からない。
命令の通りに、殺しただけだ。
…~~~………
すち
微かな物音がした。
カーテンの向こう、みことのベッドの方から。
俺は上体を起こし、目を細めた。
月光の下で、みことは座っていた。
両手を胸の前で合わせ、何かを小さく呟いている。
言葉は風に溶け、届かない。
けれど、その姿は祈りのようだった。
すち
思わず声が漏れる。
みことは振り返り、驚いたように目を見開いた。
みこと
すち
俺は素っ気なく答えた。
みことは「…そっか」と返して、再び月を見つめ、続けた。
みこと
すち
みこと
その言葉に、俺は眉をひそめた。
“明日”に祈る。意味のわからない習慣。
でも、不思議とそれが似合っていた。
すち
俺は率直な感想を口にした。
みこと
みことは微笑んで、またベッドに潜り込んだ。
俺はしばらく、体を起こしたまま、みことのことを照らす月明かりを見つめていた。
静けさが戻る。
俺はもう一度、天井を見た。
どうしてだろう。胸の奥が、少しだけ温かい。
眠れなかった夜に、初めて“温もり”を感じた。
───翌朝。
すち
カーテンの隙間から朝日が差し込む。
俺はいつの間にか眠っていた。
目を開けると、みことが窓際に立っている。
白いシャツの袖を折り、風に髪を揺らしていた。
みこと
みこと
俺が起きたことに気がついたのか、みことはそう言った。
昨日と変わらない緩い笑み。
俺は体を起こし、窓の向こうを見た。
すち
みこと
みこと
机の上には、小さなガラス瓶。
昨日、みことが拾ってきた桜の花びらが浮かんでいた。
みこと
すち
みこと
みことはそういい、再び窓の向こう側の空を眺めていた。
俺は何も言えなかった。
あまりにも、まっすぐすぎる。
まるで、死と隣り合わせの自分とは違う生き方をしているみたいだった。
すち
春の風が、部屋の中を通り抜けた。
その一瞬
俺はほんの少しだけ、心のどこかがほぐれるのを感じた。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
11件
🍵くんも、こんなこと聞いてたから56せなくなってるよね、? 「今日もちゃんと生きられますように!」って、何がありそうな言葉だなぁ...、
明日って大事(๑•̀ㅂ•́)و✧生きること、大事ッ(๑•̀ㅂ•́)و✧ めちゃこの作品好きです💕︎︎ 続き楽しみにしてます!!!
明日へ祈るのってすごい大事なことだと思う! 何かの拍子で明日が来なくなるのは人間の弱いところだからねぇ〜 それを承知の上で淡々と他人の命を落としていく🍵くんと、必死にあがく👑くん この2人の関係まじで好きすぎる! 次も楽しみにしてるねん🫶︎💕︎🙂🎐