コメント
2件
ちょっと遅れちゃった、、、、 類君は過去で闇があるな!!うん!!よし!!☺️
ずっと待ち望んでた続編! なんか、全員闇深そうだけど、大丈夫か?いや、大丈夫なわけないか、
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眠ったままの天馬くんを抱えつつ、椅子に腰かける。
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会った時から感じていた違和感。
この違和感の正体を知りたくて、
半ば強引に生徒会に誘ってしまった。
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こんなことしたって無駄ってわかってる。
だけど、
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小刻みに震える手。
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こびりついた過去はそう簡単に消えやしない。
そんなの自分が1番分かってるさ、
いちばん...ね、
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微かに聞こえる声に目を丸くする。
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涙をたくさん溜めた目が揺れる。
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責め立てるようなことはしたくない。
だけど、
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シャープペンシルの芯が音を立てて折れる。
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カッターで切ったであろう無数の傷。
真っ白い肌にくっきり刻まれている。
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"困らせたくない"
"迷惑かけたくない"
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小豆沢くんも白石くんも、
みんな進もうとしてる。
進もうとしてるけどただ足りないだけ。
だけど僕は...っ
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呪われてる、過去の出来事に。
いつも勝手にセーブが掛かってしまう。
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ニコッと笑ってみせる。
何一つとして完璧な笑顔を。
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立ち上がろうとする姿勢に思わず変な声がでた。
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渡された小さな手帳、
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びっしりと書かれた綺麗な文字。
そこには楽しそうな日常生活が書かれていた。
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この古びれた感じ、ずっと愛用していたんだろう。
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きっとこの手帳を渡すのには躊躇いがあったと思う。
自分の過去や想いが書かれた思い出のもの。
過去に触れられたくないなら尚更渡すことなんて、できっこない。
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向けられた真剣な眼差しが痛くって。
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心にぐさりと何かが刺さって、
だけど、それを見て見ぬふりして。
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また蓋をして。
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ガタンッ
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天馬くんを抱え、ずるずると崩れ落ちる。
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誰かと話すことも最近面倒臭い。
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本当に最低、信じてたのに、
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あの日、見た光景が嫌でも思い出される。
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あーぁ、何で会長なんてやってんだろう。
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きっと後悔する。
そんな分かりきったことを片隅に投げて、
病院を後にした。
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