理御
梨沙と仲直りできた!
理御
そこで何故武地さんがわたしに意地悪をするのか聞いてみることに!
理御
10話、始まります。
梨沙
実は、芽依が理御に意地悪するのは………
理御
うん。
梨沙
嫉妬が原因なの。
理御
嫉妬………?
梨沙
そう、嫉妬。
理御
なんで、嫉妬なんか………。
梨沙
芽依って市長の一人娘でしょ?
理御
う、うん。
梨沙
だから昔から甘やかされてきたらしくってさ。
梨沙
でも、最近だんだん厳しくなっていったらしくて………。
梨沙
この前のテスト、理御1位だったでしょ?
理御
うん。
梨沙
だから怒られて、逆恨みしちゃったみたい。
理御
それだけで………⁉
梨沙
芽依のお父さんもそういう風に育ったみたいなの。
梨沙
最初は自分みたいにしたくないって頑張ってたらしいんだけど、血は争えないみたい。
理御
そんなことが………………。
梨沙
でも、明日からどうするの?
理御
そうだね………。
?
その心配はいらないぞ。
理御
え………。
梨沙
………!
理御
先生………………!
魁斗
久しぶりだな!二人とも。
理御
金城先生に、武地さん…⁉
芽依
理御!本当にごめんなさい、わたし…わたし!
金城
落ち着いて、ゆっくり話して。
梨沙
これは、どういうこと………?
芽依
校庭で、魁斗先生と金城先生に会ったの。
芽依
わたし、ずっと理御に逆恨みしてた!本当にごめんなさい!
魁斗
演技じゃないよな?
芽依
はい!本当にごめんなさい!
理御
武地さん………もういいよ。
芽依
………え?
理御
謝ってもらえただけで、嬉しいよ。
梨沙
本当に大丈夫なの?理御。
理御
うん、確かに辛かったけどもう平気。
芽依
………理御、ありがとう!
金城
良かったね、魁斗くん。
魁斗
あぁ、協力してくれてありがとう。
金城
急に話しかけてきたからビックリしたよ。
魁斗
ハハハ、ごめんごめん。
芽依
あの〜、先生達の関係って………?
魁斗
あぁ、俺達は学生時代の親友だ。
金城
改めまして、金城紬です。
魁斗
変わりすぎてて分からなかったぞ。
金城
えへへ。
魁斗
やぁ。
金城
!え、魁斗くん⁉
魁斗
久しぶりだな。
金城
何年ぶり⁉
魁斗
話しがある。
金城
話し?
魁斗
ついて来てくれないか?
金城
わかった…。
魁斗
カクカクシカジカ
金城
あぁ、それなら私酷い教師演じておいたわよ!
魁斗
準備がいい!
金城
苗字が同じだったから。
魁斗
ありがとうございます…!
芽依
え、魁斗先生に金城先生………⁉
魁斗
武地、お前は佐藤に嫉妬しているんじゃないのか?
芽依
!
魁斗
父親からのプレッシャーに耐えられずに
魁斗
成績優秀な佐藤に嫉妬している。
芽依
………。
金城
謝んないと駄目だよ。
芽依
でも………
金城
武地さん、いなくなってからじゃ遅いのよ。
芽依
!
金城
昔、魁斗くんはあなたのお父さんにいじめられていたの。
芽依
え………。
金城
それを止めようとした私達の親友が………
金城
階段から落とされたの。
芽依
………お父さんに?
金城
………えぇ。
魁斗
そいつは心を病んでしまった。
魁斗
俺達はそれに気づけなかった。
魁斗
そいつはもうこの世にはいない。
芽依
それって………
魁斗
亡くなったんだ。
芽依
………!
芽依
先生、わたし…謝んないと!
魁斗
これから、武地煌アールビージバーク作戦会議を始める!
理御
………。
梨沙
ネーミングセンス壊滅している……。
金城
昔からだから……。
魁斗
みんなで協力! えいえい〜
お~!!!!!!!!!!!!!!!!!







