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にゃぽん総受け書くところ

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にゃぽん総受け書くところ

34 - 深夜のお茶会。漂う紅茶の匂い。(🇬🇧×🐱🇯🇵)

♥

82

2025年08月27日

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🐜

どうも、🐜です。

🐜

今回はリクエストのお茶会をする英にゃぽ書きます。

🐜

最近リクエスト増えてとても嬉しいです。

─注意─ ✿イギリス×にゃぽん要素有ります。

🐜

スタート

深夜十二時、にゃぽんは会議室にいた。

残業している兄を待っているのだ。 にゃぽんの兄、日本は一時半には仕事を終わらせると言っていた。

にゃぽん

暇だな〜

国連に貸してもらった会議室の鍵を弄びながら言う。 あと一時間半は待たなければならない。

にゃぽんが暇そうに机に突っ伏していると、会議室の扉が開いた。

にゃぽん

あれ?鍵は閉めたはずなんだけど…

イギリス

あぁ、にゃぽんさん。ここにいたんですね。

その人は、いつも通りキッチリしたスーツにシルクハットを被った英国紳士だった。

にゃぽん

イギリスさん!どうしてここに…?

イギリスはにゃぽんに近付きながら言う。

イギリス

驚かせてすみません。私も日本さんに用があるので。国連からスペアキーを貰ったんですよ。

にゃぽん

そういうこと…。お兄ちゃん一時半に仕事終わるって。

イギリス

そうなんですね…。

イギリスは時計を一瞥して、ため息をついた。

イギリス

…まだあと一時間半もありますね。暇を潰せるような書物もないし…。もしかしてずっと座って待っていたんですか?

にゃぽん

そうなんだよね〜。スマホ持ってくればよかった…。

イギリス

あぁ、持っていないんですね。

にゃぽん

うん……。

暫く部屋は沈黙に包まれる。 にゃぽんは居心地が悪くなり窓を見た。 この紳士は何を考えてるか分からない分、話しかけずらいのだ。

イギリス

…そうですね。にゃぽんさん、紅茶でも飲みますか?

にゃぽん

紅茶…、いいの?

イギリス

勿論、オフィスのデスクに茶葉がありますが…時間が無いのでティーパックのものを飲みましょうか。

イギリスは非常に悔しそうに言った。 こういう点での彼は、どこまでもイギリスなのだ。

にゃぽん

やった〜。カップとかはどうするの?

イギリス

オフィスのキッチンにカップを置いているのでそれを使いましょうか。

にゃぽん

おっけ〜!じゃあオフィスに行こっか

イギリス

構いませんよ、私一人で出来ますので。貴方は日本さんを待っていてください。

にゃぽん

そう?分かったよ。じゃあ待っておくね。

イギリス

ありがとうございます。

イギリスは会議室を出ていった。 にゃぽんは一人取り残される。

にゃぽん

…深夜のお茶会…凄く雰囲気あっていいなぁ。

にゃぽんはイギリスの帰還を待った。 その瞳には深夜という特別さに浮き足立った光が宿っていた。

数分後、イギリスは帰ってきた。

イギリス

帰ってきましたよ。

にゃぽん

あ、おかえりなさい!

イギリスは紅茶の入ったカップを二つ、机の上に置いた。

イギリス

今は深夜なのでカフェインレスアールグレイにしてみました。気に入るといいですが…。

にゃぽん

…おぉ、凄い…。美味しいね、これ!

にゃぽんは満面の笑みで言う。 イギリスは柔らかい笑みを浮かべた。

イギリス

気に入って頂き良かったです。良ければまた今度一緒に飲みませんか?

にゃぽん

いいねそれ!紅茶ってやっぱり美味しいなぁ…。

さり気なく次の予定を約束されたことににゃぽんは気付かない。

しばらく二人が話し合っていると、会議室の扉が開いた。

日本

にゃぽん、悪いな待たせて…!

にゃぽん

あ、お兄ちゃん!お疲れ様〜

日本が会議室に入ってきた。 どうやら仕事が終わったらしい。 日本はイギリスを見てギョッとする。

日本

…あ?なんでイギリスさんが…。

イギリス

日本さんに少し確認したいことがありまして…明日の会議についてですが…

日本

あぁ、それなら……。

二人は少し会話をした後、にゃぽんに向き直った。

イギリス

それでは私の用は終わりましたので。
…また一緒に話しましょう、にゃぽんさん。

にゃぽん

うん!またね〜。

イギリスは会議室から出ていった。 日本は不審な目でイギリスの背中を見つめていた。

にゃぽん

…?
お兄ちゃん、どうしたの。

日本

あぁ、いや…さっきイギリスさんを見かけたんだが、あの時話してくれればよかったんだけどな、と思って。

どうやら日本はオフィスでの仕事中、紅茶を淹れる為にオフィスキッチンに向かったイギリスを見ていたらしい。

にゃぽん

そうなの?
確かに、あの時お兄ちゃんに話しかければよかったのにね〜。

日本

まぁ俺が忙しそうに見えたから邪魔したくなかったとかそんな感じだろうな。
さ、もう帰ろう。

にゃぽん

そうだね!帰ろっか〜

深夜の会議室には、少し紅茶の匂いが漂っていた。

🐜

深夜のお茶会って響き、凄くロマンチックじゃないですか?

🐜

これを思いついた瞬間今すぐ書きたいと思いました。

🐜

最後の方でイギリスさんが実はにゃぽんちゃんと話したかったからわざと用事を作った、っていう部分にしたかったんですけど…語彙力が無くて分かりずらかったかもしれません。

🐜

この話を書いていてめちゃくちゃ紅茶について調べました。カフェインレスは子供が飲みやすい紅茶らしいですね、イギリスさん、にゃぽんちゃんの事少し子供扱いしてるかもしれません。

🐜

今回結構長くなって自分でもびっくりです。
リクエストしてくれた方、ありがとうございます!
書いていて凄く楽しかったです。

🐜

ここまで見て下さりありがとうございました!

🐜

リクエスト大歓迎です!

この作品はいかがでしたか?

82

コメント

2

ユーザー

リクエストを書いてくれてありがとうございます! イギリスがにゃぽんの事を子供扱いしていると思うとほのぼのしました!さりげなく予定をいれる抜かりないイギリスも良きです!

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