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ちょっと今日は曲パロします(
pixivにちろむたん。(サブ)って名前で 小説1本投稿してるよ♪
そっちはジェヘナの曲パロしてます
ボカロの人間なもんで… ボカロじゃないと、倉橋ヨエコさんの曲が好きです
今回はロウワー! あの、切ない系書きたくなった(
クレアちゃんとエンゲルくんが中心です♪
では行きましょう!
長い、長い、とても長い夢を見ている気分。
夢の中で私は簡単な祈りを捧げた。
貴方とまだ一緒にいたいと。
だけど、それは端から叶うはずのない祈り。
貴方の声が聞こえた気がする。
貴方の物語は今から幕を上げる。
静かになったあの場所を後に さよならと手を振ってみた。
クレア
重い瞼を擦りながら、ベッドから起き上がる。
眠気でまだおぼつかない足を動かして 洗面所へ向かう。
それから着替えを済ませて、 朝食を食べる。
いつもの流れが終わったら いつものように学校に足を向ける。
クレア
エンゲル
クレア
クレア
オリバー
ジップ
クレア
朝から会話を遮られ、 言いかけていたことが消える。
そうしてまた言いたいことが増えたと思えば 言う勇気はなくなる。
繰り返すほど、背中に後ろめたさが残る。
いじめっ子たちに反発して 従った方が良いと言う心根を無視する。
また、心の中が澱のように濁った気がする。
先週のテスト結果が発表される。
今回は少し勉強が足りなかったかもしれない。
惜しくもB。 Aには届かなかった事実を受け止め無ければならない。
今までAを取れていた私にとっては抱えられない。 そんな現実を持て余し、現状維持へと繋げる。
クレア
疲労が一気に来たのか、 掠れた声が溜息をつく。
少し喉が痛む気がする。 この結果を目にして、何を言うべきか。
落胆の気持ちが届いていたのか 授業が終わるなり、前の席にいたエンゲルがこちらに来る。
エンゲル
クレア
エンゲル
エンゲル
クレア
エンゲル
彼の言葉は少し前に私が言った言葉。
なのに、感じ方が全然違う。
同じ様で、違う…なんだか、何かが違う……
クレア
エンゲル
エンゲル
眉を下げながら微笑む彼。
彼なりに励まそうとしてくれているのが 目に見えてわかる。
多分、彼がいるから私は頑張れてる。
私たちのもし…もしどちらかが殺されたら 生きていけるだろうか。
不安感が浮き出てくる。
…きっと大丈夫、何度離れたって また繋がれるはずだから。
そう自分に言い聞かせて、 その日は終わった。
翌日の昼休み。
この学校に平穏はあるのか。 もしかしたら無いのかもしれない。
犠牲は付き物。 この学校の平穏が保たれているのは 消耗を以て代わりになっているから。
例えば、生徒が殺されれば また新しい生徒が来て…
その繰り返し。 世の中も同じサイクルだろう。
実際は何も変わりはないけど。
享楽にも似たようなことが言える。
楽しみには嘘も必要。 誰かが嘘をつき合いながら話している。
せめて、嘘で上手くやりくりして 死ぬ前にはこの学校を卒業出来るといいな。
なんてことを毎日考える。 家でも呟くことがある。
なんとなく考えながら、 彼にも伝えてみる。 私は死ぬ前にここを出たいと。
彼は笑いながら「きっと出来るよ、大丈夫」と言う。
そんな会話をしていると、突然身体が宙に浮く。
クレア
エンゲル
案の定、あの3人。
私を嘲笑いながら高所から落下させる。
体に強い振動が響き、 顔を顰めながら起き上がる。
こんな場所に居られないと思い、 私は図書室を出た。
廊下を歩いて居ると 先生に声をかけられた。
先生の手にはF評価のテスト。
…あれ? 私はBを取ったはず。
そんなことを考える暇もなく、 素早く走り出す。
幸いブルーミー先生は ロッカーに隠れると通り過ぎて行った。
クレア
クレア
通れる場所を手当り次第駆け回る。
突き当たりを曲がると タヴェル先生がこちらに来てまたもやF評価のテストを。
クレア
行く場所全てに先生がおり、 逃げ道を塞がれてしまう。
隙を見て逃げ出そうとすると、 ブルーミー先生は腕のカッターで 足首を切りつけてきた。
倒れ込んで、もうダメだと思ったその時。
エンゲルが立ちはだかっていた。 サークル先生のコンパスを制御し、 こちらを見る。
エンゲル
その言葉に何とか立ち上がり そのまま廊下を駆け巡る。
泣きそうになりながら辿り着いた先には 「EXIT」という表記のドア。
私は希望を見出してそのドアに入った。
守られていた心は出口直前で 砕け散った。
走馬灯かもしれない。
彼と泣きあった日々 彼と笑いあった日々。 彼と怒った日々。 彼と歌ってみたかった。 彼と踊ってみたかった。 もっと彼と話したかった。
想いはとめどなく溢れ出し それから……
いつまで続くだろうと 同じように、同じようにつぶやく。
忘れないよう、刻まれたあの思い出を これから何度思い出すだろうか。
遺体を抱きしめる。
彼女の暖かみが、彼女の体温が 感じられない。
エンゲル
嫌な予感がしていたんだ。 なぜこうしてしまったんだ。
離れ離れになってしまった。
約束したじゃないか、 僕らは一緒に卒業するって。
2人で迷子になりながら この学校を生き抜こうと。
"何度でも助けに行く"。 そう言ったんだ。
冷たくなった彼女に伝えたんだ。
そうしてまた、 僕は生きている君を守るため。
今日を繰り返す。
難しい( ˘•ω•˘ )
…やっぱ書かなきゃ良かったな、辛い、((
ダメージ負っちゃったよ…… 自爆……
(´;ω;`)
絵文字可愛い……(
ちょっと平和なの書いてきます すぐ投稿します じゃないと精神持たない(((