テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
紫
紫
紫
桃
紫
紫
桃
桃
桃
桃とやり取りする俺を見て
翠は怪訝そうな表情を浮かべる
翠
翠
紫
紫
紫
翠
紫
紫
美男子と聞くやいなや
翠は弾かれたように立ち上がった
俺の言葉を疑う素振りはまるでなく
翠はつんと立った髪を丁寧に撫でつけ白い歯を零した
その動作は頭頂部からつま先まで馬鹿がぎっしり詰まっており
我が友ながら悲しみさえ覚えてしまう
翠
翠
翠
桃
紫
紫
紫
翠
翠
桃
桃
桃
桃は頭を抱えているが
翠はこういう生き物だ
事情など二の次で
楽しそうならとりあえず乗っかってみる男である
だからこそ俺と馬が合う
そう
俺が馬なら翠は鹿だ
翠
翠
紫
紫
桃
桃
桃は両手をぶんぶんと振り
うろたえた
ならば
翠に波長を合わせてもらうしかなさそうだ
紫
紫
紫
紫
翠
翠は唸りながら目を細める
これで見えたら
流石の俺も畏怖の念を抱くだろう