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その昔
この世界には鬼がいた。
その事は世間一般には知られておらず
1部のものだけの
極秘事項であった。
その鬼を討伐する組織
鬼殺隊
そこにはある最強の剣士がいたとされる。
白髪に金色の瞳を持った
虎のような剣士
白髪に冷酷な青の瞳を持つ
狐のような剣士
その剣士達は隊の中でも柱と御館様しか
顔を知らず
会うこともない。
そんな最強を誇ったもの達の
生まれ変わり後の物語だ
ー武装探偵社ー
敦
おはようございます！
太宰
あつしくぅーん！ここに虹色のゾウリムシがｯｯ！！
敦
太宰さん...、
敦
それ国木田さんです......💦
国木田
ﾜﾅﾜﾅ
国木田
このｯｯ！！
国木田
包帯無駄使い装置がｧｧｧｧｧ！！！
敦
「今日も武装探偵社はいつも通り平穏だ。」
鏡花
おはよう敦
敦
おはよう鏡花ちゃん！
敦
「危険なこともあるけれど」
敦
「"昔"に比べたら大分平和だ。」
国木田
そうだ。敦。
敦
はい？
国木田
お前にこれを行ってもらいたくてな。
国木田
太宰の仕事なのだが。
太宰
ﾋｬｯﾎﾟｰ!
国木田
あれは無理だ相手に失礼になる。（諦）
敦
ｱﾊﾊ...。
敦
それではいってきますね！
国木田
頼んだぞ。
鏡花
行ってらっしゃい...。
敦
「...○○にいって△△ってところに行って...。」
敦
「帰るの遅くなりそうだな。」
ー数分後ー
鏡花
落ち着いた...？
太宰
落ち着いたからこの縄といてくれないかい？
鏡花
国木田さんに縛っとけって言われた。
太宰
くにきぃだくぅーん？！
国木田
その言い方やめろ！！
ｺﾝｺﾝｺﾝ
国木田
どうぞ
???
.........。
国木田
......ご依頼ですか？
???
...人探し。
???
.........【中島敦】という者がここにいると聞いた...。
太宰
敦くんのことかい？
???
多分そう...。
国木田
今ちょうど出ていまして。
???
なら待つ...。
国木田
大分待つかと思いますよ？
???
構わない。
太宰
「少々大きめの紙袋。」
太宰
「"狐"の面」
国木田
「明らか不審者だな。」
国木田
「...出ていこうとはしていない。」
国木田
「何も無いといいが。」
太宰
「......あの面...手作りだね。」
太宰
「繊細だ。」
太宰
「それに身なりも恐らく高い。」
太宰
「そんな人が何故敦くんに？」
太宰
「警戒しておいてそんはなさそうだね。」
ー武装探偵社ー
太宰
「もう夜なのだけど。」
国木田
「まだ待つのか...。」
鏡花
「敦遅い...。」
???
...ﾌﾜｧ...。
???
.........。
鏡花
また明日来たら...？
???
............いつならいる...？
太宰
午前中なら基本いると思うよ。
???
わかった...。
???
また来る...。
太宰
帰ったね。
鏡花
うん。
国木田
それにしても遅いな。
鏡花
あの仕事量なら仕方ない...。
太宰
でもそろそろ帰ってくるんじゃないかな〜
ｶﾞﾁｬ
敦
戻りました〜！
太宰
おかえり敦くん。
敦
ｽﾝｯ...
敦
......？
敦
「藤の花の匂い...。」
敦
なんでこの匂いが...。
鏡花
敦...？
敦
！
敦
何？鏡花ちゃん！
鏡花
帰ろう？
敦
だね！
太宰
また明日〜
国木田
またな。
敦
はい！お先に失礼します！
敦
「...でも凄い懐かしい匂いなんだよなぁ。」
敦
「でも生花は無いし依頼者とかが藤の花が好きなのかな。｣
敦
「太宰さん達は藤の花が好きって訳でもないし...。」
敦
「香水とかだろうなぁ。」
敦
「こんな生花みたいな匂いを作るなんてすご。」
敦
「探せば買えるかな。」
敦
...よし。帰る準備できたし。
敦
鏡花ちゃん帰ろ〜！
鏡花
うん。
敦
えーっと主からです！
敦
【今回からこの形式を採用してみる】
敦
だそうです！
敦
毎回面倒くさがってましたからね〜
敦
面白ければ幸いです！
敦
それでは！
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