孤爪
孤爪
翔陽
バレー部に鉄朗くんとの関係を伝えた。
みんな歓迎してくれた。
すごく嬉しくて···幸せになった。
飛雄
翔陽
雪女さんはあれから学校に来なくなった。
入院してるらしく、病状が良くないんだって。
鉄朗くんは関係ないと言ってた。
黒尾
黒尾
翔陽
愛されてるって思うんだ。
鉄朗くんの傍に居れるって。
そして鉄朗くんが卒業し···2年後、俺も音駒高校を卒業した。
黒尾
翔陽
今日から俺は鉄朗くんの家に住む。
翔陽
黒尾
翔陽
黒尾
翔陽
18歳になり、ヒートが来た時鉄朗くんと番になる。
鉄朗くんと、兄ちゃんたちとそう決めた。
運命の番に慣れて、フェロモンも出さずに出来るようになって、鉄朗くんも匂いに敏感にならなくなった。
黒尾
翔陽
黒尾
翔陽
翔陽
黒尾
黒尾
翔陽
鉄朗くんとの暮らしはすごく楽しかった。
一緒にご飯を食べて、一緒に寝て、一緒にテレビを見たり、一緒にお風呂に入ったり。
これが幸せな家庭なんだって思った。
兄ちゃんとの暮らしも楽しかったけど、好きな人と過ごすのが本当に好きになった。
次の日。
ドサッ
翔陽
ヒートが来た。
今日は、鉄朗くんが居ない。
どうしよう。
言えって···言ったけど、電話する元気がないっ。
鉄朗くんに、犯されたい。
うなじを噛んでほしい。
もっと、愛して欲しいっ。
翔陽
翔陽
もっと、もっともっと。
番になりたいっ。
コメント
1件
しょ、翔陽は大丈夫なんですか!? 黒尾早く帰って来い! 続き待ってます!