一話で終わる集〜！

朝。いつものように5時30分に起きる

いつもの朝

いつもの部屋

全ていつものと同じ

でも

私は

昨日から

何か変なのだ

死ぬんだろう

昨日、本を買いに行ったら

昼ですかね？

私が見たのは

友達の光留ちゃん

でも光留ちゃんは

体がバラバラになっていて

死んでいた

平気な顔して街を歩いているの？

私は近寄ってみた

たしかに死体

でも半透明のようだった

そっと死体に触れる

すると死体にあたるのではなくすり抜けた

あの子の少し高そうな腕時計をみた

2021年1月7 17時25分

私は割と頭はいい方だった

なので脳をフル回転させて

死に方を探った

15分後やっと解けた

私ダメだな

私はそう言って

家に帰った

独り言を呟く

それと同時に

ピンポーン

と、音がした

窓を見る

やっぱりマンちゃんだった

やっぱりマンちゃんの様に優しくなりたい

あ、準備しながらだけどマンちゃんの説明するね

名前はオスマン

可愛くって女子力高くて優しくて

とにかく凄いが詰まった子

マンちゃんは見た目も女の子っぽいけど男の子

ちょっと身長高めなんだよ

言う時は言うっていう完璧男子！

さてと

準備も終わったし

怖いけど

マンちゃんがいる外に行こう

少し歩いて

今日人が死ぬのに

私は

何を……？

私は教室に目を向ける

そこで見たのは

マンちゃんの、死体

私は思う

人のために動くマンちゃんと

自分の為に動く私では

釣り合わなくて

私の方が

醜いのだと

放課後

私はマンちゃんがまだ死んでいないかと心配し

教室に行ってみた

私は先生に注意を受けながら

廊下を走った

早くマンちゃんを助けたかったから

でも、マンちゃんを助けたら

マンちゃんと同じ人間になれるとも思っていた

そんなことないのに

そんなことないけど

そうしたかったのだろう

光留ちゃんは

さっき、

光留ちゃんの親からの電話で

看板が落ちて来てそれで死んでしまった

と、フラグ回収をしたかの様に

私の考えは命中したのだった

それもあり、マンちゃんを助けたかったのだろう

でも、マンちゃんが死ぬのは明日のはず

でも、死体が透明に見えなかったから

怖くなった

言葉で表せないほど

怯えていたのだろう

教室に着いた

マンちゃん！

私は、マンちゃんの姿にびっくりした

マンちゃんは

自分を包丁で刺していた

○○

私は

また人を

見殺しにしてしまったのか

お願いだよ……