もう戻れないんだよ

僕は学校の帰り道誰もいない道路に呟いた

どうしてなのかはわからない

ただただ僕の中のなにかが

うずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいてうずまいて

ぐるぐるまわっている

ﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂ

ｻﾞｧｰ

あぁさとみにぃは優しいな

僕とは正反対だ

----------------------------------------------------------------------

昔から僕はいわゆる『虐待』を親から受けていた

[なんでこんなこともできないの？]

できなくてごめんなさい

[お前の兄はこんなことすぐできるぞ]

さとみにぃみたいにできなくてごめんなさい

でも、親はさとみにぃのことが好きだったから

さとみにぃは虐待のことは知らない

でも、心のそこで笑ってるんでしょ？

僕知ってるよ？

でもねさとみにぃ

家にはね僕の居場所はないんだよ

いや、「家も」かな？

僕は学校でも虐められていた

でももう今日でこの辛い日々はおしまい

僕を虐待してきた親も学校のあいつらたちも

全部全部全部全部全部全部

地獄に落ちればいいんだ

ﾎﾟﾛ

ｸﾞｻｯ

あぁ

これで

楽になれる

今までありがとうさとみにぃ