/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
RUNI
どうぞ！
いまは15時55分
翠茅
俺はもうすぐみんなと別れなきゃ
いけないんだって思ったら
泣きそうだなぁ
いけないんだって思ったら
泣きそうだなぁ
翠茅
でもみんなのためだからｯ
翠茅
ちゃんと母さんに手紙は送った
翠茅
あとはみんなに別れを告げるだけ
翠茅
やっぱり…嫌だなｯ
翠茅
あっもう16時になっちゃうｯ
翠茅
…行くかﾎﾟﾛｯ
荷物はすぐにここを出られるように玄関に置いてきた もうリビングにはみんな集まっていた
翠茅
遅れてごめんね
翠茅
俺が呼んだのに
依琉真
気にすんな
依琉真
俺らが早く来ただけだ
翠茅
そっか
胡沙芽
それで翠茅くんはどうしたの？
胡沙芽
話したいことって何？
翠茅
…
蘭
言いにくかったら
今じゃなくてもいいんだぞ？
今じゃなくてもいいんだぞ？
蘭
翠茅が何言おうとしてるかは
分かんないけど
分かんないけど
翠茅
俺、今日ここを出ていく
依琉真
…は？
奈都
な、なんで？
翠茅
理由は言えない
蘭
もしかして俺らのこと嫌いになった？
翠茅
そんなｯ、なるわけないじゃん！
翠茅
俺はずっとみんなと一緒にいたかったし
翠茅
みんなのこと大好きだよｯ？
光琴
じゃあなんでっ？
翠茅
ごめんｯ言えないんだｯ
依琉真
教えろよっ！
依琉真
俺らは翠茅と一緒に居たい
胡沙芽
そうだよっ！胡沙芽も翠茅くんと、
みんなと一緒にいたい
みんなと一緒にいたい
翠茅
…ごめんｯ
翠茅
俺にはこうするしかできないｯ
翠茅
みんなのためなのｯ！
翠茅
ごめんｯこうするしかできなくてごめんｯ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
奈都
おい翠茅！
奈都
待てよっ！
光琴
翠茅くん待って！
翠茅
ごめんねｯ俺のことなんか止めないでｯ
翠茅
俺の部屋に手紙あるから
よかったら読んでねｯ
よかったら読んでねｯ
翠茅
ばいばいｯ ﾎﾟﾛｯ
ｶﾞﾁｬ
胡沙芽
なんで…？
胡沙芽
胡沙芽はずっとみんなと一緒に
いたかったのに…
いたかったのに…
胡沙芽
またチャーハン作ってねって
胡沙芽言ったじゃん
胡沙芽言ったじゃん
光琴
翠茅くん…
…
蘭
一旦翠茅からの手紙読んでみない？
蘭
なんで翠茅が出ていったのか
分かるかもしれないし
分かるかもしれないし
光琴
…なんで追いかけないん？
蘭
今の状態追いかけても翠茅はきっと
俺らのことを拒絶する
俺らのことを拒絶する
蘭
それなら原因を知ってからのほうが
いいんじゃないかって思うんだ
いいんじゃないかって思うんだ
奈都
…
依琉真
じゃあ翠茅の手紙早く
見てみようぜ
見てみようぜ
胡沙芽
…うん
ｶﾞﾁｬ
奈都
…あ、あった
光琴
よ、読んでみよ
RUNI
終わりです
RUNI
なんか無理やりなところもところどころあってすみません
RUNI
読みやすくなるように努力します！
RUNI
ではっ！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着