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真冬 22時頃
遠藤 杏香
遠藤 杏香
私は遠藤杏果(エンドウ キョウカ)。ただの中学1年生。
田舎でも都会でもないこの平凡な所で13年間育ってきた。
だからか知らないけど、この街で普通に生きるのはなんだか勿体ないと思うようになってしまった。
変わらない空気、変わらない街並み、 夏はとても暑く、冬はとても寒い。
つまんないから居なくなりたいという気持ちはあるかどうか知らないけど、
普通という箱に閉じ込められた自分を出したいという気持ちは心から飛び出るほどある。
そんな事を思っているから、私はこんな事をしている
遠藤 杏香
私は独り言を零しながらすべり台の先の柵から街を見る
遠藤 杏香
遠藤は少女がマッチを売りに来るまでずっと、死ぬほど見てきた街をいつも通り見下ろしていた