💙目線
いつもと変わらない帰り道。のはずだった…
💛
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いつまでも敬語で話す君。癖なのかな?
他の人にはタメ口でも話すのに…
別に、嫉妬してるとか言う訳じゃないけどさぁ?…多分。
今日は💛くんが自転車だったから、後ろに乗せてもらった
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君の腰に手を回し、僕は聞いた
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秘密主義者め。
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手の力を少し強め、しつこく聞くと 君ははぁ…と溜息を付いて言った
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僕は、くすっと笑った
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すると、💛くんは1度自転車を止め 僕の顔を見て言った
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頬をぷくっと膨らませ、少し怒った君が言った
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僕は、💛くんが羨ましいのかもしれない。
僕はこんなに素直じゃないから。
僕はこんなに可愛くないから。
だから、君が欲しかったのかもしれない…
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前を見たまま君は答えた
僕は、君の背中に頭を埋めてこう言った
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少しの間、沈黙の時間が続いた
僕が口を開く前に、君が言った
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無意識だった。
こんなこと、言うつもりじゃなかった。
別に、好きって決まったわけじゃないけど…
多分そうだ。って自分でも頭のどっかでは分かってたから。
それを、「羨ましい」で隠してたのも知ってたから。
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自分で「やってしまった」と思った。
💛くんの背中に顔を埋めたまま、腰にまわした手の力を弱めた
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頑固な僕に💛くんは諦めたかと思った。
一瞬、何かが僕の唇に触れた。
何が起こったか、わからなかった。
でも、君の言葉を聞けばすぐに分かった。
答えも出た。
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そう言うと、また💛くんが僕に触れるだけのキスをした
僕は………
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弱々しい声で、そう答えた。
コメント
2件
最っ高…✨ 尊すぎて禿げるわ…
うー尊い!!!