不死川実弥
百萌
あの後、百萌が心配で俺は後をつけた。
それは良いんだけどよ、
宇髄天元
時透無一郎
俺の横で柔軟をする百萌を覗き見する時透。
すると、不死川がスタスタとこちらへやってきた。
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川も百萌に甘いから。マジで。
今度おはぎ買ってくるな。
時透無一郎
時透が眉間にシワを寄せながらそう言った、いやお前のも大概だろ。
不死川実弥
時透無一郎
不死川実弥
不死川は良くも悪くも男女平等だからな、百萌もいつ吐くか分からない。
時透無一郎
時透無一郎
そっちかよ。
時透無一郎
不死川実弥
隊律違反にならないとも限らねーぞそれ
何違反にならないギリギリの事考えてるんだよ。
時透無一郎
してんだよ現に今。
不死川実弥
それもそうじゃなくね???
お前本当百萌に甘いよな。
時透無一郎
不死川実弥
時透無一郎
不死川実弥
ぶん殴るほどイライラしねぇし俺とも普通に打ち合い出来る実力がある、と不死川も百萌の事を認めてるんだよなぁ。
時透無一郎
賄賂かよ。
不死川実弥
賄賂だろ、おい、せめて百萌が出て行ってからにしろよ賄賂にしか見えねぇよ俺には。
不死川実弥
百萌
見違えた、と百萌の頭をポンッと撫でる不死川。優しい!百萌に、優しい!
時透無一郎
宇髄天元
人の家だぞ、とチラッと時透を見た。
俺はおはぎ(余り物)を食いながら稽古場を見ていた。強いな、百萌
百萌
不死川実弥
百萌
不死川実弥
あいつ向上心も凄いし不死川に微笑ましそうな表情させるのもスゲェ
不死川実弥
百萌
百萌は楽しそうに不死川と打ち合いしている。
本当に、動きに無駄がなくなり体力が長く続くようになった。
出来ることが増えて、稽古が楽しいんだろうな。
時透無一郎
宇髄天元
お前が健全な14歳で安心したわ。
でも残念だったな、捲れねぇよ。
不死川実弥
百萌
打ち合い中に不死川はチラリと百萌の目を見て声をかけた。
不死川実弥
百萌
見事脇腹を打たれて膝をつく百萌。やめろやめろ、時透が発狂する。
不死川実弥
百萌
今のちょっと深かった、と脇腹を摩る百萌。
そんな鈍痛を他所に余計じゃない、って言うところよ、本当素直なやつだなあいつは。
時透無一郎
宇髄天元
ほら今にも痣発現する勢いだぞこいつ。
片腕がない俺には厳しいくらい暴れ回る時透をなんとか押さえ込む俺。
頑張れ俺。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
宇髄天元
マジでこいつの基準が全く分からないんだけど。
天才は派手に違ぇな本当。
百萌
不死川実弥
ゆっくり立ち上がって木刀を握る百萌を見て時透は俺の腕を振り払った。
時透無一郎
宇髄天元
コメント
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マジで面白いです!!