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サーモン
サーモン
サーモン
小学生の頃、日向翔陽は毎日が楽しくて仕方がなかった。
友達と笑って、走って、砂まみれになって──。
日向のまわりには、いつも誰かがいて、彼の笑顔が空気を明るくしていた。
日向
日向
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
日向
クラスメイト
日向
クラスメイト
日向
だが、中学3年、すべてが変わった。
日向は中学で男子バレー部員が居ないながらも明るく楽しく
バレーで努力を積み重ねた
日向
そんなことを呟きながらご機嫌でいつも通り登校していた
??
???
?
突然だった
日向
クラス中がとたんに静かになった
日向
日向
クラスメイト
最初は小さな言葉だけだった。
クラスメイト
クラスメイト
気持ち悪い
次第に机の中身が消え、上履きが汚され、無言の圧力が日向を包みはじめた。
日向
なぜ?どうして?
そんな言葉ばかりよぎった
日向
そう言い聞かせた
笑っていた。 でも、その笑顔には少しずつヒビが入っていった。
それでも彼は、誰にも打ち明けなかった。
母にも、先生にも、誰にも、
──“いじめ”って言葉を、 使ったら負けな気がして。
ボロボロのジャージで、 誰にも気づかれず、一人練習を続けた。 ただ、あのコートに戻る日を信じて。
そして、時は流れ──。
日向
日向
日向
春の風に背中を押されながら、 日向は笑った
それは、久しぶりに“本物の笑顔”だった。
まだ痛みは胸の奥に残っている。
日向
失敗しない
サーモン
サーモン
サーモン