サーモン
この話はいじめ表現、暴力などの表現が含まれてます
サーモン
苦手な方はお引き取りください。
サーモン
スタート
小学生の頃、日向翔陽は毎日が楽しくて仕方がなかった。
友達と笑って、走って、砂まみれになって──。
日向のまわりには、いつも誰かがいて、彼の笑顔が空気を明るくしていた。
日向
今朝歩いてた犬が可愛くて!
日向
ずっと見てたら電柱にぶつかったw
クラスメイト
www
クラスメイト
日向くん面白ーいw
クラスメイト
さすが翔陽馬鹿だなw
日向
馬鹿って言うなよ!w
クラスメイト
やべっ逃げろ〜!
日向
あ!こら待て!
クラスメイト
あははっwwww
日向
ふふふ(*´艸`)
だが、中学3年、すべてが変わった。
日向は中学で男子バレー部員が居ないながらも明るく楽しく
バレーで努力を積み重ねた
日向
バレ〜バレ〜♪
そんなことを呟きながらご機嫌でいつも通り登校していた
??
ねえ、なんであいつ、あんなに笑ってられんの?w
???
バカみたい。1人で空気も読めないでさ
?
ほんと…煩わしい。
突然だった
日向
おっはよー!!!!!
クラス中がとたんに静かになった
日向
?
日向
ねぇ、どうしたの?
クラスメイト
…
最初は小さな言葉だけだった。
クラスメイト
あいつなんなんだよ
クラスメイト
ずっと笑ってるよなー
気持ち悪い
次第に机の中身が消え、上履きが汚され、無言の圧力が日向を包みはじめた。
日向
……
なぜ?どうして?
そんな言葉ばかりよぎった
日向
……大丈夫。平気。俺にはバレーがあるから
そう言い聞かせた
笑っていた。 でも、その笑顔には少しずつヒビが入っていった。
それでも彼は、誰にも打ち明けなかった。
母にも、先生にも、誰にも、
──“いじめ”って言葉を、 使ったら負けな気がして。
ボロボロのジャージで、 誰にも気づかれず、一人練習を続けた。 ただ、あのコートに戻る日を信じて。
そして、時は流れ──。
日向
ついに烏野に来たぞ…
日向
よし!
日向
これから始められるんだ!
春の風に背中を押されながら、 日向は笑った
それは、久しぶりに“本物の笑顔”だった。
まだ痛みは胸の奥に残っている。
日向
もう
失敗しない
サーモン
初めての作品なので慣れてへんので
サーモン
お手柔らかに
サーモン
最後まで見てくれてありがとうございますー







