TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

あなたの好きな人

一覧ページ

「あなたの好きな人」のメインビジュアル

あなたの好きな人

1 - あなたの好きな人

♥

5,026

2019年06月02日

シェアするシェアする
報告する

幸介って、好きな人いるんだろ?笑

幸介

いねーよ笑

嘘つくんじゃねえよ

いるんだろ?笑

幸介

いねえって!

俺聞いたんだぜ!

幸介

はあ~?笑

本を読んでいた私は、ふと顔をあげる。

幸介くん、好きな人いるんだ…

幸介

分かったよ、言うよ

幸介

……

マジかよ~~!

誰なんだろう、聞こえなかった…

美優

雪ちゃーん!

美優

聞いた!?幸介くん、好きな人いるんだって~!

雪子

うん、聞いたよ…

雪子

気になるよね

美優

雪ちゃん、幸介くんと席近いじゃん

美優

何か聞こえたら教えてね!

雪子

うん

美優

私の恋を応援してくれるのは雪ちゃんだけだよ~

美優

だって、みんな幸介くんのこと好きなんだもん!

美優

雪ちゃんは、好きな人とか作らないの?

雪子

私はやめとくよ

雪子

辛い思いとかしたら嫌だし

◯◯

美優~!

美優

はーい!

美優

あっ、雪ちゃん、また後で話そうね!

美優

バイバーイ!

キーンコーンカーンコーン。

雪子

(あっ、授業始まる!)

幸介

やっべぇ、教科書忘れた!

幸介

どうしよう、誰かに借りなきゃ!

美優

私教科書2冊持ってるよ

美優

貸してあげよっか?

幸介

えっ、何で2冊持ってんの?

美優

これお兄ちゃんの教科書なの

美優

お兄ちゃんはもう使わないから、予備で持ってきてるんだ~

幸介

マジで!?

美優は机の中から教科書を出して、幸介くんに貸した。

美優

はい、どうぞ!

幸介

相川、サンキュー

雪子

(美優ちゃんは幸介くんとたくさん喋れていいなあ。)

雪子

(私なんて全然喋ったことないのに。)

雪子

(私ももっと喋りたいな)

足元に、何か落ちてきた。

雪子

(幸介くんのかな?)

今、消しゴムのおまじない流行ってるよね…

消しゴムに好きな人の名前を書いて全部使いきると両想いになれるってやつ

雪子

幸介くんは書いてるのかな…

そこには、目を疑うような名前が書いてあった。

美優

…え…?

私はその光景をみて胸が苦しくなった。

まさか、一番仲がいい美優ちゃんと

幸介くんが両想いだったなんて…

もう、何も分からなくなった

世界が止まった

放心状態になった

嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ

授業中だから、涙を必死にこらえた

幸介くんは美優ちゃんが好き

美優ちゃんは幸介くんが好き

幸介くんは私のことを見てくれない

おい大丈夫か?

雪子

えっ、

泣いてるじゃん

浩とは、隣の席だからよく喋る。

お腹でも痛いのか?

雪子

いや、目にホコリが入っただけだよ

そうだよね、幸介くんは美優ちゃんのことが好きなんだ。

いい加減諦めなきゃ、叶わないこと分かってるのに。

キーンコーンカーンコーン。

美優

雪ちゃん!

美優

あれ、元気ないね?

美優

泣いてるの?

私は大好きな友達の為に何をすればいいのか

雪子

ううん、目にホコリが入っただけ

美優

そ、そうなんだ

雪子

美優ちゃん、

雪子

幸介くんのこと、好きでしょ?

美優

えっ、何いきなり

美優

す、好きだけど

雪子

告白しなよ

美優

えっ…?

雪子

幸介くんも、きっとOKしてくれるよ

美優

私、前から告白しようと思ってたの

美優

雪ちゃんのおかげで勇気でたよ!

美優

頑張って告白してみるね!

これでいいんだ。

幸介くんと美優ちゃんが付き合えば、

きっと、諦められる

幸介くんのこと…

放課後。

私は、みんながいなくなるまで教室にいた。

準備が終わって、玄関に向かった。

玄関から、美優ちゃんの声が聞こえてきた。

美優

幸介くん…

美優

あの、私…

聞きたくないのに、耳に入ってくる。

美優

私、幸介くんのことが好きなの

胸にちくっと針が刺さったような痛みを感じた。

幸介

俺も…前から好きだったんだ

幸介

俺から言えなくてごめんな

美優

嬉しい…!

幸介

これから、よろしくな

幸介

一緒に帰ろっか

美優

うん…//

そして、美優ちゃんと幸介くんは玄関から出ていった。

もう、我慢ができなかった。

今にも涙が溢れてきそうだった。

私は思いっきり泣いてしまった。

そのとき、足音が聞こえてきた。

それは、浩だった。

雪子

…浩

お前さぁ…

何で自分の気持ちを伝えないんだよ

雪子

だって、美優ちゃんに嫌われたくないし

雪子

両想い、だったし…

バカ!

お前そんなこともできないのかよ

雪子

うるさい…

雪子

私だって、幸介くんと付き合いたかったよ!

あっそ

じゃあさ、

俺が手本見せてやるよ

雪子

えっ、

お前が好き

雪子

は…?

これが手本だよ

俺の気持ちの答えを正直に言えよ

雪子

私は、

雪子

浩に付き合えって言われてもなあ…

雪子

でも、仕方ないから付き合ってあげる

雪子

だから、私のことを毎日笑わせてね

死ぬまで笑わせてやるよ

雪子

約束だよ

浩のことなんて気にしてなかったけど

その時、浩のことが大切な存在になった

美優ちゃんと幸介くんのことも、

忘れられる…

雪子

これが本当の恋なのかな

この作品はいかがでしたか?

5,026

コメント

3

ユーザー

すごくいい話

ユーザー

本当ですか! ありがとうございます✨

ユーザー

なんか涙出てきた😭

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚