私が倒れたあの日から

全校朝会当日

全校朝会は順調に進み、終わった

生徒たちが、帰り始める

しかし、結奈のクラスメイトだけ、その場から 動くことができなかった。

そう、もう復習は始まっているのだ

先生に声をかけても振り向くことはなかった

次の瞬間あたりは真っ暗になった

それと同時に、結奈はボタンを押した。

結奈が現世に着いた時には クラスメイトは苦しんでいた

それを、結奈は、涙を流し、悲しそうなかおで 笑って見ていた。

見えない紐を外そうともがく者

地べたを這いつくばる者

助けを求める者がいたが

誰かが助けに来ることはなかった

やがてみんなは生き絶え、バタバタと倒れていった

全員が倒れ終わると、モーターは、逆回転をし 紐はどんどん緩んで行った

私は手を合わせると、

死体は隅の方にずらしておいた

バレるのも、時間の問題だろう

目が覚めたとき、ベッドの上で寝かされていた。