ゆう
なんで誰もいないの…?なんか怖いし…
ゆう
ねえ、ほんとに誰もいないの?
他の車両を見て回るが、景色は変わらない
ゆう
なんでなの!?お父さんだけいないのはまだイタズラだなってなるけど
ゆう
この時間帯に限って誰も乗客がいないとか、ありえないし…
ゆう
あーもう!!私怖いの苦手なんだってば!!!
窓の外を見てみると、暗いトンネルの中を走っているのが分かる
ゆう
この電車はよく乗るけど、トンネルなんて一度も通らない
ゆう
私、なんか変な都市伝説的なやつに巻き込まれたんじゃ…
ゆう
どうしようほんとに無理かもまじで無理だ…
ゆう
あ、そうだスマホ!!お父さん!!!!
圏外
ゆう
終わったか、これ
ゆう
もう…どうしよう…
あまりの恐怖で床に座り込むと、アナウンスが聞こえてくる
《次は、悔悟駅…悔悟駅…》
ゆう
かいご…?ってなに?
ゆう
これ、降りてもいいやつなのかな…
ゆうが迷っていると、一人の女性が入ってくる
ゆう
(すごい、あんな綺麗な人初めて生で見た…)
?
ねえ、そこの貴方
ゆう
えっ!?ひゃっ、はい!
?
今どうすればいいか分かってないんでしょう?ちょっと付き合ってよ
ゆう
なんで、それを…?
?
隣、座るわね
ゆう
あぁ、はい…
ガタン、ゴトン…
ゆう
あ、あの
?
私ね、モデルをしてたの
ゆう
えっ、あぁ…ですよね…
ゆう
(話遮られた…?)
モデル
結婚も公表してて、すごく幸せな生活だった
モデル
でも、愛しの彼は私以外の女を愛していたの






