雪菜
はぁ…零と凛人はともかく…まだ4人いるんだよね…ま、誰なのかは検討ついてるし…

零と凛人がクラスに来てから1週間…その2人は吸血鬼…100人に1人、この学校の全校生徒は約600人…
雪菜は3年生に2人、1年生に2人いると予想しており、気になっていた先輩2人を体育館裏に呼び出したのであった…と、その呼び出す数分前のこと
凛人
ほんとに行くの…?

雪菜
うん、確かめないと

零
だったら俺達も…

雪菜
それはダメ…だって先輩だよ…それに…零と凛人は転校してきたばかり…多分2人が吸血鬼ってこと会えば直ぐに分かる…

零
それがどうした

雪菜
分からないの?本来警戒すべきハンターの私と一緒に出てきたら

凛人
そういうことね…分かったよ…ほら兄貴…ここは雪菜に任せて…俺たちは帰るよ…

零
わ、分かったよ…とりあえず…気をつけろよ…

雪菜
うん、ありがと…

雪菜
じゃあ…行ってくるね…

雪菜
あ、あの…誠先輩…

誠
誰?って、雪菜ちゃん?

雪菜
は、はい…ちょっと話したいことがあって…

誠
うんいいよ、ちょうど僕も君と話をしようとして2年生のクラスに行こうとしてたんだ…

雪菜
そ、そうなんですか?…

誠
うん、ここでは話せないから体育館裏…いこう

雪菜
はい、分かりました…私も同じこと考えてましたから

ジュン
…?雪菜…??なんでお前がいるんだ??

雪菜
あ、ジュン先輩…

ジュン
どうした?

ジュンと雪菜は同じ部活(演劇部)に所属していたため親しかった。一方誠は雪菜が1年の時に同じ生徒会役員だった為同じく親しい存在だった
誠
ジュン??…お前なんでここに

ジュン
それはこっちのセリフだ…あとなんで雪菜といるんだ…

誠
雪菜ちゃんが話があるって言うから移動しようとしてたんだよ…

ジュン
話?

雪菜
あ、その…ジュン先輩にもお話が…

誠
ジュンにも??

雪菜
はい…あ、2人とも同じ内容なので同時に聞いても大丈夫ですよ

誠
心の声)もしかして…雪菜ちゃん…僕の正体に…

ジュン
心の声)チッ……雪菜のやつ…俺の正体に気づいてたのか…

誠
話って

雪菜
あの…2人に…確かめたいことがあって…

ジュン
………

ジュン
なんだ?

雪菜
2人とも…私の正体に気づいていますよね…?もし…2人が吸血鬼なら

誠
っ?!!…

ジュン
なっ!?!!…

雪菜
やっぱり…吸血鬼なんですよね…だったら、私が…吸血鬼にとってどういう存在か…分かりますよね…?

ジュン
ハンター…

誠
え、ハンターって…まさか

ジュン
吸血鬼ハンター…なんだろ

雪菜
はい、そうです。吸血鬼を狩る(殺す)ことが役目の…吸血鬼ハンターです…

誠
だったら、僕達の正体には…

雪菜
はい、出会った頃から知っていましたよ

ジュン
なんで分かってたのにそのままにしてたんだ…

雪菜
それは私があなた達ふたりを信じていたからです…

ジュンと誠のクラスメイト2(女子)
ねぇ、何コソコソしてんの?

雪菜
っ?!!…だ、誰…?

ジュンと誠のクラスメイト2(女子)
ジュンくんと誠くんのクラスメイト…あなた2年?

雪菜
あの、先輩には関係ないでしょう?

ジュンと誠のクラスメイト2(女子)
私…、ジュンくんと帰る約束してたんだけど?

ジュン
は?何言ってんだ…俺は知らないけど…俺もこいつに用があったからちょうどいいと思って話聞いてんだけど…お前には関係ないだろ…

ジュンと誠のクラスメイト2(女子)
で、でも!!

ジュン
いいから…さっさと帰れ…邪魔するな…

ジュンと誠のクラスメイト2(女子)
もういい…知らないから…

中途半端になってしまいましたがここまでにします!❤50で続き書きたいと思います。よろしくお願いします。