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君とあの夏をもう一度(6)

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君とあの夏をもう一度(6)

1 - 君とあの夏をもう一度(6)

♥

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2019年05月26日

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私は1人廊下を歩いていた

結望

次の授業は…

結望

ヒソヒソ

置くかは聞こえる話し声

"聞いては行けない"

そう呼びかけている

だけど

結望

(誰だろう)

星凛

あのさ……

え…それで……

ドクンッ

心臓が跳ね上がる

結望

(あーちゃんと桜?)

星凛

…だから……い

う……分かっ……

結望

(ここからじゃ聞こえない)

途切れ途切れに聞こえる声

微かにしか聞こえないけど

間違いなく桜と星凛だった

結望

(なんで?)

ドサッ

え?誰?

私は筆箱を落としてしまう

バレてしまった

結望

やっほ

結望

あーちゃん

私は必死に笑う

ドクンッドクン

"星凛を信じなきゃ"

そう思ってるのに動かない

星凛

行こっかー

大家またな

結望

う、うん

怖い

聞けない

なー

結望

…………

私は桜を無視するようになった

"彼女がいる"

"好きな人がいる"

そう噂で聞いてしまった

結望

(あーちゃんとなのかな…)

ドクンドクンドクンッ

不安でたまらない

無視すんなよ

結望

……来ないで

私はまた突き放すように

星凛

結望〜部活って

結望

え、えっと

結望

…あると思う

親友の星凛でさえも疑う様になって

こんな自分に嫌気がする

"大丈夫"

分かっていても

怖かった

なぁ!

結望

…………

相変わらず無視を続ける

本当はしたくないのに

チッ

カサッ

結望

私の机に紙が1枚

4つ折りにされたノートの切れ端

結望

(桜の?)

ドクンッドクンッドクンッ

手が震える

結望

(なんて書いてあるんだろう)

上手く開けない

ようやく開けた紙に

1行文字が並んでいる

結望

(えっと………)

"放課後あの場所で"

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