「六月の君の嘘 第七話」
雨宮 凛
そう。 もう後、五日後には、蓮の元を、この世界を去らなければいけない。 運命は、世界は、意地悪だ。 愛されたかった。 こんな私でも、誰かに愛されたかっただけなのに。 やっぱり、私じゃだめなんだ。
秋原 蓮
秋原 蓮
雨宮 凛
雨宮 凛
雨宮 凛
雨宮 凛
雨宮 凛
秋原 蓮
言い切った。 言い切ったと同時に、私の姿は、変化する。
秋原 蓮
制服は、形を変え、白いワンピースに。 そして、背中には透き通るほどの薄い、グラデーションのかかった、羽。 一つに束ねていた髪の毛は、ほどかれ、腰までの長さに。 靴や靴下は消え、はだしに。 どんどん変化してゆく。 これが、私の本来の姿。
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
雨宮 凛
秋原 蓮
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
秋原 蓮
凛だからこそ、信じれる。
雨宮 凛
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
私の事、私と過ごした時間や思い出の事、全部全部忘れちゃうんだよ。
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
秋原 蓮
凛の事は、俺が守らなきゃって!!!!!!
秋原 蓮
秋原 蓮
雨宮 凛
雨宮 凛
雨宮 凛
雨宮 凛
秋原 蓮
秋原 蓮
雨宮 凛
死んじゃうよ。このまま日本にいたら、日本は一生晴れないし!
秋原 蓮
これは、自分たちだけの問題じゃないんだ…。
どれほど、君の事を好きでも、世界中が困ることになる…
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
雨宮 凛
そんなの、蓮の人生を奪ってしまったの同然だから。
もうこれ以上、蓮の人生を奪いたくない。
秋原 蓮
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
雨宮 凛
秋原 蓮
そんなこと言っても、今まで私の事を 覚えていてくれた人は、一人もいない。 だけど… 命がけで守ってくれた、蓮なら… 微かな望みを抱いてしまう。
雨宮 凛
蓮は私をベッドの上に引き寄せ そっと甘く、優しい口付けを落とした。 唇と唇が触れ合う瞬間。 世界中の時間が止まったように感じた。 音もない、そっと触れ合うだけのキスだったが、 何故か、涙があふれてとまらないのはなぜだろう。






