コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
~2人が待つ教室で~
4月12日
___________________
あたしは
世界で1番意味不明な告白を受けて
OKと返事を出してしまいました。
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
今のはあたしの本心?
それが答え?
身体は正直だってよく言うけど
今のは反射的に……
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
あなたはあなたでなんでこんな素直なのよ 調子狂うわ。
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
まだ混乱してるけど
彼の気持ちは伝わったわ。
わかる。
痛い程わかる。
平井花凜
あたしはすみれの隣いたい。
好きじゃないふりするよりはずっと簡単。
平井花凜
もしかして、あたし
楽になりたいのかな。
想いを告げられないなら
現実から目を背けて
逃げたいのかな……
平井花凜
それはダメ。
けど、苦しい。
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
なんて正直な人……
吉田椿樹
吉田椿樹
ばかね、ほんと。
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
でも、ばかみたいなあなたに惹き込まれちゃった。
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
逃げてもいいかな。
あたしもう……
好きじゃないふりするの疲れちゃった。
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
これからは恋人のふりをするわ。
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
確かにそれは楽。
それは最大のメリットかな。
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
助けるって何よ。
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
はたから見たら普通の恋人同士かな……?
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
楽しそうな顔。
平井花凜
平井花凜
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
まさか、あなたの存在が
あたしを救ってくれるなんて
思いもしなかったな。
~お昼休み~
4月26日
___________________
あれから2週間。
時が経つのが早く感じた。
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
出会ってから気づいたことが沢山ある。
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
その中でも確信に迫ってることがひとつ。
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
平井花凜
椿樹の家庭はかなり裕福だと思う。
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
弁当箱が一般のやつじゃないもの。
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
あとは……
クラスメイトA
クラスメイトB
クラスメイトA
クラスメイトB
平井花凜
聞こえてるわよ……
こうゆうってどうしたらいいのかな。
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
イケメンの隣って相当くるわね。
ちょっと罪悪感が出てきちゃった。
クラスメイトA
吉田椿樹
クラスメイトB
吉田椿樹
クラスメイトA
吉田椿樹
クラスメイトB
クラスメイトA
吉田椿樹
クラスメイトA
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
鈴木和雪
吉田椿樹
吉田椿樹
鈴木和雪
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
鈴木和雪
吉田椿樹
鈴木和雪
吉田椿樹
鈴木和雪
鈴木和雪
鈴木和雪
吉田椿樹
鈴木和雪
吉田椿樹
吉田椿樹
~第2体育館~
___________________
どうしよう……
平井花凜
A先輩
A先輩
平井花凜
全然帰してもらえない。
A先輩
A先輩
A先輩
失礼すぎる……
平井花凜
A先輩
どうしよう……
次、体育だし着替えたい……
椿樹にはすぐ戻るって言っちゃったのに…
平井花凜
A先輩
A先輩
いつまでも、慣れない。
男の人って怖い……
平井花凜
平井花凜
平井花凜
平井花凜
やだ……!
腕掴まれちゃった……!
どうしよう……!
こっちの体育館あんまり人来ないのに……
A先輩
平井花凜
平井花凜
平井花凜
どうしよう、この人話通じない!
A先輩
やばい……!
A先輩
吉田椿樹
平井花凜
A先輩
A先輩
吉田椿樹
吉田椿樹
A先輩
A先輩
先輩はバタバタとその場を去っていった。
吉田椿樹
平井花凜
あたし、今何されそうになったんだろう。
怖かった。
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
震えがまだ止まらない……
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
椿樹はあたしに動画を見せてきた。
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
それが普通みたいな顔してる。
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
もしかして……
あたしを安心させるためにわざと?
どこからが本気でどこまでが冗談なの?
吉田椿樹
吉田椿樹
あ、いや何も考えてないわね。
本能のままに生きてるわこいつ。
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
ほんと、よく見てるわね。
平井花凜
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
平井花凜
吉田椿樹
平井花凜
平井花凜
吉田椿樹
吉田椿樹
電光石火の告白から
経った2週間。
知らないことばかり……
でも悪くないわ。
あなたとの変な関係も
くだらない日常も。
~告白の直前~
4月12日
___________________
本当はそんなつもりはなかった。
吉田椿樹
鈴木和雪
吉田椿樹
会えてラッキー。
わざわざ連絡しなくて済む〜
鈴木和雪
鈴木和雪
吉田椿樹
吉田椿樹
鈴木和雪
鈴木和雪
吉田椿樹
吉田椿樹
嘘だけど。
気を使ってほしくないとすぐ嘘をつく。
俺の悪い癖。
吉田椿樹
吉田椿樹
吉田椿樹
金曜日っていいよな〜
鈴木和雪
鈴木和雪
吉田椿樹
相川純恋
鈴木和雪
あれ、かずが言ってた友達かな?
平井花凜
平井花凜
平井花凜
同じ嘘……?
相川純恋
相川純恋
平井花凜
相川純恋
鈴木和雪
鈴木和雪
吉田椿樹
平井花凜
相川純恋
平井花凜
また嘘を重ねた。
鈴木和雪
相川純恋
そして傷ついた。
あぁ………
よく知ってる。
嘘を重ねれば重ねる程
苦しいことも
嘘をつかないと隣にいられないことも
俺はよく……
知っている。
吉田椿樹
今にも泣きそうなあの子から
目が離せない。
わかる。
わかるよ。
だって……
好きな人が見てるのは自分じゃない。
俺じゃない。
___________________
振られる勇気と共に必要な
隣を失う覚悟
それを俺は
持ち合わせていない。
気がつくと俺は
君を巻き込んで
違う世界へと飛び込んだ。
嘘を重ねた君に
俺も一緒に嘘を重ねた。
吉田椿樹