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もしも、日向が花吐き病だったら···。
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日向
ではどうぞ
俺の恋は報われない。
それは、初めて恋をした日でも今でもずっとそうだ。
一輪の花が教えてくれるから。
及川
及川
日向
及川
日向
この人は及川徹。
バレー部の主将で、セッターをしている。
訳あって、俺は及川家でお世話になっている。
及川さんと会ったのもそれが初めてだった。
モブ(使い回し)
日向
家族が事故に会い、死に俺はトラウマで声を出せなくなっていた。
知らない人の子になると知った時も不安が沢山あった。
及川
日向
及川さんと初めてあった、この時···胸が高鳴った。
俺は、この人が好きなんだと、初めて思った。
この人の一番になりたい、そう···感じた。
日向
及川
及川
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
頑張ろうと、声を出す練習をした。
及川さんの名前を呼びたかったから。
及川さんと話したかったから。
何年もかけて、俺は声を出すことが出来た。
及川さんと話したいから、頑張ったんだ。
でも、恋を自覚するようになって胸が苦しくなる日々を過ごした。
及川
日向
タッ
及川
なんで、だろう。
なんで、胸が痛いの?
どうして、及川さんを見ると···胸が高鳴るんだろう。
花吐き病になったのは、中学1年生の頃だった。
偶然、及川さんと女子の告白を見ていたんだ。
モブ(使い回し)
及川
モブ(使い回し)
及川
及川
モブ(使い回し)
日向
チクチク
チクチク痛む胸を押えて、涙を堪えた。
そしたら、花吐き病になったんだ。
報われない恋、叶うはずがない恋だったから。
毎日、毎日及川さんのことを考えたら口から花を吐いた。
スイセン、アネモネ、黄色のチューリップ。
すべて、報われない恋という花言葉がある。
吐くことはすごく疲れることだった。
だからだろう、昔よりも笑わなくなったし疲れることが多くなった。
ご飯も入らないし、こんな自分が嫌になることが多くなった。
友達なんか、こんな俺に居ないし学校では及川さんと会っちゃうし、辛いし···苦しいしっ。
もう、嫌なんだっ。
日向
及川
及川
日向
及川
日向
及川
日向
日向
及川
及川
断れなかった。
及川さんと一緒が嫌だから違う高校を受験しようとしたけど、無理だった。
及川さんが声を低くすると、ゾワッとなるからそんな姿見たくない。
だから、断らなかったんだ。
どうしても···だって言うから。
及川さんと同じ高校に入学して、及川さんと同じバレー部にも入って、及川さんと一緒に過ごすことが多くなって、花を吐くことも多くなって、辛くて···。
みんなは、気づいてないみたいだ。
そりゃ、そうだ···バレないようにしているから。
同じ家に住んでる及川さんにもバレたことは一度もない。
これからも、バレないようにしないと。
及川
岩泉
及川
岩泉
国見
金田一
日向
日向
及川
及川
日向
及川
日向
日向
及川
日向
及川
日向
試合出たかった、なんて言えないよ。
日向
及川
日向
ハラハラ
辛い···辛いなっ。
日向
もぅ、吐きたくないのにっ。
及川さんのこと、忘れたいのに。
もぅ、嫌だっ。
日向
次の日。
日向
〇〇
日向
日向
影山
日向
影山
バッ
日向
影山
日向
影山
影山飛雄、同じ中学出身で友達。
飛雄も、俺が花吐き病だって知らない。
でも、すごく気にかけてくれるんだ。
俺が昔よりも元気じゃないの分かってるから。
日向
影山
日向
及川
日向
日向
及川
日向
及川
及川
日向
及川
及川さんは、飛雄のことが嫌いなのかな···。
飛雄の事になると、すごく怖い顔をするから。
試合が終わり、みんなで片付けに入った。
他のみんなはすごく仲良くなってるし、楽しそうに片付けてる。
でも、···俺は今ものすごく胸が痛い。
及川
モブ(使い回し)
及川
日向
及川さんの彼女が及川さんに会いに来ていたんだ。
みんなに、俺に見せつけるようにイチャイチャしている。
ぁあ、吐きそう。
また、花を吐きそう。
日向
日向
影山
日向
影山
影山
日向
日向
影山
日向
ハラハラ
俺は、限界が来てそのまま飛雄の前で吐いてしまった。
花を吐くなんて、ありえない行為だ。
みんな、驚いているし俺から遠ざかった。
影山
日向
バシッ
日向
キモイもそうだけど、花吐き病の花を触ったら伝染る可能性がある。
だから、触れない。
触らせない。
月島
日向
影山
月島
月島
日向
及川
影山
日向
及川
及川
日向
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だっ。
嫌われたくない、嫌わないでっ。
ごめ、なさっ、ごめんなさいっ、。
日向
日向
ハラハラ
日向
ハラハラ
日向
ハラハラ
及川
及川
日向
嫌わないで···嫌ってよ。
離れて、嫌って、嫌って嫌ってっ。
ぉれから、遠ざかってよ···っ。
もぅ、嫌だっ···。
及川
日向
影山
及川
影山
及川
ズサッ
日向
そ、···ぅだよねっそ、だよねっ。
分かってる···、分かってるよ。
ぉれは、汚いから···離れたいんだよね。
好きだなんて、1度も言われたことないし愛してるなんて···家族だなんて、言われたこと一度もないもんねっ。
勘違いしていた俺が馬鹿みたいだっ。
なら、最初から及川さんに恋なんてするんじゃなかった···家族になるんじゃなかった。
しに、たい···なぁっ、。
影山
日向
影山
影山
日向
バタンッ
ぁあ、よく分かんないやっ。
自分で吐いたところを俺は1人で掃除をした。
終わったら呼べって言われたけど、今は一人で居たい気分だった。
別の出口から俺は抜け出した。
みんなから、逃げるように。
日向
なんでだろう···声が出ない。
発生が出来ない。
嫌われたって分かって、辛くなったのかな?
母さんや父さん、夏の時みたいに悲しいのかな···。
わかんない、わかんないよ···誰かこの気持ちを教えてっ。
日向
どうやって、死のうかな···っ。
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