プールで彼女を助けたとき
何度呼んでも起きなくて
全身の血の気が引くようだった
ただ生きててほしくて
少ない知識で人工呼吸をして
江名子がいない未来で生きたくないって思った
従業員
樹
従業員
目の前に資料もある
パソコンもあって、アイディア出しには最適なのに
樹
昼間の強引なキス
扉のむこうで、江名子が着替えているという事実で
頭がいっぱいだ…
ガラッ
樹
樹
目の前に どストライクな肩、谷間、生足…
お、落ち着け//
江名子
あんまりしゃべらないから、
見ると、真っ赤な顔で俯いている
江名子
指差す方には、ベットで パンツがちょこっと置かれている
江名子
小走りで取りに行く彼女を横目に
俺の中で何かが切れた音がした
ドサッ
気がつくとベットの上で
江名子
両手を押さえながら、キス
樹
唇からなぞるように、膨らみに下りて
口づけると、いやらしくリップ音が響く
(ちゅ…ちゅぅ…)
江名子
樹
樹
江名子
ダメなのに、俺のあそこが脳を支配する
樹
樹
喋らす余裕もなく、深くキスをする
(くちゅ…くちゅ)
脳なんてなかった
俺のものにしたかった
バシッッッ
突然、頬に鋭い痛みが走って
見ると
涙がぽろぽろこぼれだして、 顔が歪んだ江名子で
江名子
江名子
江名子の涙で 一気に正気に戻る
江名子
江名子
江名子
去っていく後ろ姿
樹
これで良かったかもしれない
最後に江名子を感じられたから
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筆者
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コメント
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楽しみにしてました、これからが楽しみすぎる!待ってます