私は物陰に隠れながら出久と青山くん達の会話を聞く
青山 優雅
青山 優雅
青山 優雅
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
ただの悪夢であってほしい
けどこれは現実だ
受け入れ難い……現実……
涙が線を描くように頬を伝う
青山 父
緑谷 出久
青山くんの両親が青山くんを連れて逃げようとする
青山 優雅
青山 優雅
青山 優雅
緑谷 出久
青山 優雅
緑谷 出久
青山 優雅
青山 優雅
緑谷 出久
青山 優雅
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
私は咄嗟に止めに入ろうとした
しかし次の瞬間、真っ直ぐに伸びるはずの青山くんのネビルレーザーがカクッと横に曲がった
よく見てみると透ちゃんが二人の間に来て、青山くんのレーザーを屈折させていた
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
葉隠 透
青山 父
青山 父
青山くんの父が何か言いかける前に出久くんが黒鞭で青山くんとその両親を拘束した
緑谷 出久
緑谷 出久
私はゆっくりと出久くん達がいる方へ歩み寄る
葉隠 透
青山 優雅
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
私は目からポロポロと涙が止まらなかった
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
緑谷 出久
葉隠 透
塚内 直正
塚内 直正
塚内 直正
青山くんとその両親は拘束されている
この光景が、青山くんが内通者ということを現実だと痛々しく突きつけられる
根津校長
根津校長
轟 焦凍
上鳴 電気
尾白 猿夫
尾白 猿夫
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
私も何かの冗談だと言って欲しい
今までクラスメイトだった友達が敵側の内通者だなんて……
信じたくない
詞葉だけじゃなくて、青山くんまで……
爆豪 勝己
爆豪 勝己
青山 優雅
塚内 直正
塚内 直正
塚内 直正
青山 父
青山 父
青山くんのお父様はプルプルと怯えながらオールフォーワンに逆らうとどうなるかを語った
そして「息子は悪くない、悪いのは私たちだ」……と訴える
青山 優雅
青山 優雅
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
塚内 直正
塚内 直正
塚内さんがそういうと三茶さんは青山くんの口に拘束具をつける
塚内 直正
塚内さんは出久くんに説得した後、青山くんの両親に質問を続ける
緑谷 出久
緑谷 出久
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
上鳴 電気
上鳴 電気
緑谷 出久
峰田 実
八百万 百
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
プレゼントマイク
プレゼントマイク
プレゼントマイク
プレゼントマイク
プレゼントマイク
プレゼントマイク
飯田 天哉
飯田 天哉
飯田 天哉
飯田 天哉
飯田 天哉
飯田 天哉
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
葉姫(ヨウキ)
もしかしたらあの時の悲しそうな顔は……
なにか……絶望してたの……?
飯田 天哉
飯田 天哉
飯田 天哉
爆豪 勝己
爆豪 勝己
瀬呂 範太
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
切島 鋭児郎
切島 鋭児郎
塚内 直正
塚内 直正
塚内 直正
「緑谷」
緑谷 出久
プレゼントマイクの手元にあるiPadから先程からビデオ通話越しに話を聞いていた相澤先生が口を開く
相澤 消太
緑谷 出久
相澤 消太
相澤 消太
相澤 消太
相澤 消太
相澤 消太
プレゼントマイク
相澤 消太
相澤 消太
青山 優雅
相澤 消太
相澤 消太
相澤 消太
相澤 消太
相澤 消太
根津校長
塚内 直正
塚内 直正
塚内 直正
塚内 直正
A組 寮 共有スペース
共有スペースは今までにないほどに静かな空間になっている
切島 鋭児郎
飯田 天哉
緑谷 出久
葉隠 透
A組:『うん……!』
私たちはAFOへの怒りを込めて透ちゃんの言葉に返事をした
絶対救う
これは、私たち皆がヒーローになるまでの物語
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
緑谷 出久
青山 優雅
葉隠 透
塚内 直正