桃赤
狼にはご注意を。
赤
黄
赤
黄
今日は黄くんの家でメンバーと飲みに来ていた
ゲームに負けたら飲むという
下手くそな俺は圧倒的不利な訳で....
完全に出来上がっていた
桃
黄
青ちゃん達の所にいた桃くんがお酒を片手に来てくれた
嬉しい....
見ての通り
俺は桃くんが好き
メンバーの中で1番長い付き合い
優しい目と低くて甘い声を聞く度
胸が高鳴って
いつの間にか好きになってた
でも、迷惑をかけたくないから
この気持ちを伝えるつもりはなかった
赤
俺は桃くんの肩に顔をグリグリする
桃
桃くんはさすがでまだ酔ってない
頭がふわふわする
俺は水をちびちび口に運んでいて
ふと桃くんの薄くてやわらかそうな
唇が目に入った
おいしそうだなぁ....
そう思ったら俺は止まれなかった
赤は桃くんに任せよう
そう思い青ちゃんの所にいこうと振り返ると
僕は目を見開いた
赤が、桃くんの首に手を回し
見事にキスをしていたのだ
黄
赤
桃
桃くんは顔を真っ赤にして固まっている
僕のテンパり様に気づいたのか
他のメンバー達が視線をやる
赤
桃
また唇を合わせようとする赤
橙
青
紫
他メンバーも赤真っ赤にして慌てている
紫
黄
数分後、やっと離す事に成功
すると、赤は今度青ちゃんに近づいていく
赤
青
黄
また引き剥がすと今度は僕に抱きついてくる
赤
黄
すると急に赤がふわりと浮いた
桃
桃くんが片手でひょいっと赤を持ち上げる
黄
桃
紫
桃
桃くんは頷くと赤の手を引き帰って行った
黄
青
橙
紫
青
桃くんに手を引かれて
騒がしいネオンの街を歩く
赤
酔っていて自分でも何を言っているのか分からない
桃くんは相変わらず相手にしてくれない
赤
桃
すると桃くんは振り返り俺の顔を見た
やっと見てくれた....
俺は嬉しくてぎゅっと抱きつく
赤
無意識で上目遣いをすると
桃くんは俺を人気のない路地裏へ連れ込んだ
そして俺を壁に押し付けると
噛み付くように乱暴にキスをした
赤
桃
彼の、俺より大きい暖かい舌が入ってきて
脳が痺れたように何も考えられなくなる
俺の口内をまさぐり、舌を絡める
赤
唾液が頬を伝い、もうどちらのものか分からない
どのくらい経ったのか
つぅーっと銀色の糸が伸び、お互いの唇が名残惜しく離れる
赤
俺はとろんとした目で桃くんを見つめた
もっと欲しい
もっと触って欲しい
桃
赤
ふわふわした頭でポツリと呟く
桃
すると桃くんは熱っぽい目で俺を見つめ、低くて甘い声で言った
赤
分からない
でも、桃くんと一緒にいたい
まだ離れたくない
赤
朝目覚めると、全裸だった
赤
慌てて起き上がると、激しい腰の痛みと
沢山のキスマーク、噛み跡が体中に
そして隣には気持ちよさそうに眠っている桃くん
顔が一気に青ざめていく
なんせ、何にも覚えてないのだ
しかもここ何処....?
好きな人とどういう経緯で体を重ねたのか
これは完全に俺がやらかした....?
俺はとりあえずこの場を離れなければと
ベットから降りようとすると
腰の痛みで布団と一緒に床に転げ落ちた
赤
桃
低い掠れた声に俺はびくりと振り返る
そして彼はこちらに寄ってきたと思ったら
姫抱きにされてベットに戻される
赤
桃
赤
桃
赤
嬉しさより驚きのほうが勝った
お酒で潰れて覚えてないとか....
最悪だ....
桃
桃くんはそう言い、俺を押し倒して太ももをするりと撫でた
赤
桃
赤
桃
桃
泣かす?鳴かす?
漢字はどっち?
赤くんは無事狼くんにまた食べられましたとさ
うん なにこれ 過去一頑張った 連載の息抜きに殴り書きしましたw
コメント
71件
ブクマ失礼します
ブクマ失礼します
私の好みのお話しすぎて口角下がらん🥲🫶🏻🤍ぶくしつ!!